ジョシュ・ハリソン

ジョシュア・アイザイア・ハリソンのプロフィール

ジョシュア・アイザイア・ハリソン（Joshua Isaiah Harrison）は、1987年7月8日生まれのプロ野球選手。アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ出身で、ユーティリティプレイヤーとして知られています。右投右打で、愛称は「ジェイヘイ（J-Hay）」です。また、彼は1980年代のメジャーリーグでも活躍した外野手ジョン・シェルビーの甥でもあります。

経歴

プロ入りとカブス傘下時代

ハリソンは2008年のMLBドラフトでシカゴ・カブスから6巡目（全体191位）で指名を受けてプロ生活をスタートしました。シンシナティ大学出身の選手として、ドラフトのこの順位は特筆すべきものであり、同大学からはそれ以前にはケビン・ユーキリスのみがドラフト10巡目以内で指名されていました。

パイレーツ時代

2009年にピッツバーグ・パイレーツにトレード移籍し、2011年にメジャー初出場を果たしました。2012年にはノーヒットノーランを阻止する試合で注目を浴び、2014年には自己最高の143試合に出場しながら打率.315を記録しました。この年はナショナルリーグの打率ランキングで2位に輝くなど、その実力を証明しました。

2015年には総額2730万ドルの契約を結びました。翌年には二塁手のレギュラーとして定着しましたが、9月には負傷によりシーズンを終える結果となりました。2017年にはワールド・ベースボール・クラシックにアメリカ代表として選出されましたが、出場機会は限られたものでした。

タイガースとナショナルズへの移籍

2019年にはデトロイト・タイガースと契約を交わし、その後、ナショナルズに移籍しました。ナショナルズでは2020シーズンに再契約し、2021年にはオークランド・アスレチックスにトレードされるなど、多くのチームでの経験を積みました。

ホワイトソックスとフィリーズ

2022年にはシカゴ・ホワイトソックスと契約し、翌年にはフィラデルフィア・フィリーズに加入しました。この間、ハリソンは数々のポジションをこなす能力を生かし、ユーティリティプレイヤーとしての存在感を増しています。

選手としての特徴

若い頃には小柄でパワーに欠けると評価されながらも、ハリソンは2014年に自身初の二桁本塁打を達成しました。このことは、彼が成長し、課題を克服した証であると言えます。主に三塁手としてプレーしていましたが、ユーティリティープレイヤーとしての活躍は目を見張るものがあります。

詳細情報

ハリソンの通算成績は、特に2014年にはオールスターにも選出されており、ハート＆ハッスル賞も獲得しています。背番号は62番がデビュー時から、5番を長く保持し、現在は様々なチームで番号を変えながらも活躍を続けています。

代表歴

2017年にはワールド・ベースボール・クラシックでアメリカ合衆国代表として出場し、国際舞台でも経験を積んでいます。

まとめ

ジョシュア・アイザイア・ハリソンは、成績と多様な経歴を持つ選手であり、さまざまなチームでの活躍が期待される存在です。彼の経歴は、険しいプロの道を歩んできた深い意味を持つものです。今後も彼の活躍から目が離せません。

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