ジョネ・ナイカブラ

ジョネ・ナイカブラ：才能と努力の軌跡

1994年4月12日生まれのジョネ・ナイカブラ選手は、フィジー出身のラグビー選手です。現在、ジャパンラグビーリーグワンの東芝ブレイブルーパス東京でウイングとして活躍しています。恵まれた体格（身長177cm、体重95kg）と優れた運動能力を武器に、激しい試合展開の中でもその存在感を示し続けています。

輝かしい経歴：国際舞台での活躍

ナイカブラ選手は、若くして才能を開花させました。ケルストンボーイズ高校、摂南大学と、順風満帆な学生時代を経て、2018年に東芝ブレイブルーパス（現・東芝ブレイブルーパス東京）へ入団。同年には、ラグビーワールドカップセブンズ2018の7人制日本代表に選出されるなど、早くからその実力を認められていました。同年8月には、トップリーグ公式戦に初出場を果たし、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

7人制ラグビーにおいては、高校時代にはニュージーランド代表の栄誉にも輝いています。これは、彼の卓越した才能と、並々ならぬ努力の賜物と言えるでしょう。彼の華麗なステップワークと、相手を圧倒する突破力は、7人制ラグビーというスピード感あふれる競技に最適でした。

日本代表への道：挫折と栄光

2021年秋、日本代表の欧州遠征メンバーに選出されました。しかし、その後すぐに再招集されるものの、2022年まで代表での対外試合出場はありませんでした。この期間は、彼にとって試練の期間だったかもしれません。しかし、彼は決して諦めずに努力を続け、自身のスキルアップに励みました。

そして、2023年5月。ラグビーワールドカップ2023フランス大会に向けた代表スコッドに再び招集されます。そして、オールブラックスXV戦（代表キャップ非対象試合）での先発出場を経て、同年7月22日、リポビタンDチャレンジカップ2023 サモア代表戦（札幌ドーム）でWTBとして先発出場。ついに日本代表として初キャップを獲得しました。その活躍が認められ、見事、ラグビーワールドカップ2023フランス大会の日本代表メンバーにも選出されました。

未来への展望：さらなる高みへ

数々の挫折を経験しながらも、持ち前の才能と並々ならぬ努力で、日本代表の座を掴み取ったナイカブラ選手。彼の経験は、若い世代のラグビー選手にとって大きな刺激となるでしょう。

現在、彼は13キャップを記録（2024年9月7日現在）。リーグワンでも中心選手として活躍し、日本ラグビー界を牽引しています。今後の活躍にも期待が高まります。彼の力強いプレーは、多くのファンを魅了し、日本ラグビー界に新たな活力を与え続けています。今後の活躍から目が離せません。

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出典:

該当選手の公式プロフィール等

関連項目:

摂南大学ラグビー部
東芝ブレイブルーパス東京
7人制ラグビー男子日本代表
ラグビー日本代表

外部リンク:

東芝ブレイブルーパス東京 選手・スタッフ
* ジョネ・ナイカブラ (@naikbula) - X（旧Twitter）

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