ジョン・バーティ

ジョナソン・デビッド・バーティの選手経歴

ジョナソン・デビッド・バーティ（Jonathon David Berti）は1990年1月22日生まれのアメリカ合衆国ミシガン州トロイ出身のプロ野球選手です。彼は右投げ右打ちのユーティリティプレイヤーとして、2024年からニューヨーク・ヤンキースに所属しています。バーティは、堅実な打撃と機敏な走塁能力を活かして、複数のポジションでプレーすることで知られています。

プロ入りとブルージェイズ傘下時代

バーティは、2011年にMLBドラフトでトロント・ブルージェイズから18巡目で指名を受けてプロ入りしました。最初のシーズンはA-級バンクーバー・カナディアンズでプレーし、60試合に出場して打率.291、1本塁打、21打点、23盗塁を記録しました。次の年度ではA級ランシング・ラグナッツとA+級ダニーデン・ブルージェイズでプレーし、110試合出場で打率.241、2本塁打、40打点、34盗塁と成績を残しました。2013年にはA+級ダニーデンでの活躍が目立ち、128試合に出場して打率.250、3本塁打、44打点、56盗塁を記録しました。また、オフシーズンにはオーストラリアでのプレーも経験しています。

2014年はAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツに所属し、136試合に出場しながら打率.270、7本塁打、50打点、40盗塁を達成しました。続く2015年シーズンではAA級とAAA級バッファロー・バイソンズでのプレーで合計103試合に出場し、打率.249、3本塁打、34打点、23盗塁を記録しました。

インディアンス傘下時代からブルージェイズ復帰

2018年4月にはクリーブランド・インディアンスに金銭トレードで移籍し、AAA級コロンバス・クリッパーズでプレー。その後、同年6月に再びトロント・ブルージェイズに移籍し、AA級ニューハンプシャーでのプレーを続けました。この年はマイナーで合計101試合に出場し、打率.296、8本塁打、46打点、29盗塁という好成績を残しました。9月26日にはメジャー契約を結び、ヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビューを果たしました。

マーリンズ時代とニューヨーク・ヤンキースへ

2018年12月にはマイアミ・マーリンズとマイナー契約を締結し、2019年のスプリングトレーニングに参加。その年の4月にはメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入りを果たしました。シーズンでは73試合に出場し、打率.273、6本塁打、24打点、17盗塁を記録しました。

2024年3月にはマーリンズ、ヤンキース、タンパべイ・レイズのトレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍しました。これにより、彼のキャリアは新たなステージを迎えます。

選手としての特徴

バーティは、確かなバッティング技術に加え、スピードと基礎的な走塁能力が際立つ選手であることから、ユーティリティプレイヤーとしての重要な役割を果たしています。特に盗塁技術に優れ、2022年には盗塁王のタイトルも獲得しています。バーティは、内外野の複数のポジションを守ることができるため、チームにとって非常に貴重な存在と言えるでしょう。

結論

ジョナソン・デビッド・バーティは、プロ野球界における数々の挑戦を乗り越え、着実に成長を続けてきた選手です。彼の今後の活躍に期待が寄せられています。

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