ジョン・マッギン

ジョン・マッギン (John McGinn)

ジョン・マッギンは、1994年10月18日にスコットランドのグラスゴーで生まれたプロサッカー選手です。現在はプレミアリーグのアストン・ヴィラFCでミッドフィールダーとして活躍し、同時にスコットランド代表チームにも選出されています。

経歴

セント・ミレンFC

マッギンのキャリアは、セント・ミレンFCのユースチームから始まりました。2012-2013シーズンには、セルティックFCとの試合で78分から出場し、正式にリーグ戦デビューを果たしました。翌年の11月29日、クラブと新たに3年契約を結び、同年スコティッシュ・プレミアリーグファイナルではハート・オブ・ミドロシアンFCに勝利して、重要な役割を果たしました。

ハイバーニアンFC

2015年7月31日、マッギンはハイバーニアンFCに4年契約で移籍しました。2015-2016シーズンでは、スコティッシュカップを制し、クラブに初のタイトルをもたらしました。さらに次のシーズンには、スコティッシュ・プレミアシップへの昇格にも貢献しました。この活躍により、EFLチャンピオンシップのノッティンガム・フォレストからの関心も受けましたが、彼は2017-2018シーズンもハイバーニアンに留まる決断をしました。このシーズンにはスコティッシュ・プレミアシップの年間最優秀選手候補に名を連ね、国内強豪のセルティックFCからのオファーも断るほどの実力を示しました。

アストン・ヴィラFC

2018年8月8日、マッギンはEFLチャンピオンシップのアストン・ヴィラFCと4年契約を結びました。デビュー戦はウィガン・アスレティックとのリーグ戦で、彼のアシストによってチームは成功を収めます。その後、シェフィールド・ウェンズデイ戦で初得点を挙げ、このゴールは後にリーグの最優秀ゴール賞にもノミネートされました。2018-2019シーズンは安定したパフォーマンスを見せ、チームの年間最優秀選手に輝きました。2022年7月27日には、タイロン・ミングスの代わりにゲームキャプテンに任命されました。

代表経歴

マッギンは2013年にU-19スコットランド代表としてデビューし、以降もユース世代での活躍を続けました。2016年3月にはフル代表に初めて招集され、デンマーク代表戦でのデビューを果たし、勝利に貢献、マンオブザマッチにも選ばれました。

エピソード

彼は4人兄弟の3番目で、兄たちもサッカー選手としての経歴があります。また、祖父ジャックはセルティックFCのチェアマンであり、スコットランドサッカー協会の会長も務めました。マッギンの愛称は「ミートボール」で、17歳の頃からこの名前で呼ばれています。頭の形に由来し、「ミートボールが大好きだ」と語っています。子供の頃からセルティックを応援し、ヘンリク・ラーションを憧れの選手として挙げており、マッギンも背番号「7」を選択していることからその影響が伺えます。さらに、手でゴーグルを表現するゴールパフォーマンスは、視力の弱い甥を励ますために考案しました。このように、マッギンは個性的なキャラクターの持ち主であり、サッカーへの情熱が滲み出る選手です。

タイトル

クラブ

• - サント・ミレンFC

- スコティッシュリーグカップ 2012-13

• - ハイバーニアンFC

- スコティッシュカップ 2015-16
- スコティッシュチャンピオンシップ 2016-17

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