ジョン・ミラー

ジョン・アレン・ミラー（John Allen Miller、1944年3月14日 - 2023年4月23日）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アルハンブラ出身のプロ野球選手でした。ポジションは一塁手、外野手で、右投右打でした。

経歴

ミラーは1966年にニューヨーク・ヤンキースでメジャーリーグデビューを果たしました。翌1967年4月3日には、ジョン・ケネディとのトレードでジャック・カレンと共にロサンゼルス・ドジャースへ移籍。1969年にドジャースで再びメジャーリーグに昇格しました。

特筆すべきは、ミラーがメジャーリーグ史上わずか2人しか達成していない、初打席初本塁打と最終打席本塁打の両方を記録した選手であることです。これは、彼が特別な才能を持っていたことを物語っています。

1970年には、日本のプロ野球球団である中日ドラゴンズに入団。1年目の打率は.257でしたが、その後3年連続で20本塁打以上を記録し、中日ドラゴンズの主軸打者として活躍しました。1972年シーズンを最後に現役を引退しました。

日本での活躍

中日ドラゴンズでは、背番号4を背負い、主に4番打者として活躍しました。長打力が魅力で、日本の野球ファンを大いに沸かせました。3年間という短い期間でしたが、その強烈なインパクトは、今でも多くのファンの記憶に残っています。

記録

NPB
初出場・初先発出場：1970年4月12日、対読売ジャイアンツ1回戦（後楽園球場）、4番・一塁手で先発出場
初安打・初本塁打・初打点：同上、6回表に山内新一から中越ソロ

背番号

26（1966年、ニューヨーク・ヤンキース）
43（1969年、ロサンゼルス・ドジャース）
4（1970年 - 1972年、中日ドラゴンズ）

ジョン・アレン・ミラーは、アメリカと日本、両方のプロ野球で記憶に残る活躍を見せた名選手でした。彼の記録と記憶は、これからも野球ファンに語り継がれることでしょう。

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