ジ・アカデミー・イズ

ジ・アカデミー・イズ... (The Academy Is...)

ジ・アカデミー・イズ...は、アメリカ合衆国イリノイ州で結成されたロックバンドです。2003年にフォール・アウト・ボーイのピート・ウェンツに発掘され、そのキャッチーでエモーショナルなサウンドで若い世代を中心に多くのファンを獲得しました。

メンバー

現在のラインナップ

ウィリアム・ベケット / William Beckett - ボーカル (2003年～2011年、2015年、2022年～)
アダム・シスカ / Adam T. Siska - ベース (2003年～2011年、2015年、2022年～)
マイク・カーデン / Mike Carden - ギター (2003年～2011年、2015年、2022年～)
アンディ・"ザ・ブッチャー"・ムロテク / Andy "The Butcher" Mrotek - ドラム (2004年～2011年、2015年、2022年～)

ツアーメンバー

イアン・クロフォード / Ian Crowford - ギター、コーラス (2015年、2022年～2024年)
ジェイミー・リード・シェフマン / Jamie Reed Schefman - ギター、コーラス (2015年、2022年～)

旧メンバー

マイケル・デルプリンシペ / Michael DelPrincipe - ドラム (2003年～2004年、2022年)
AJ・ラトレイス / AJ LaTrace - ギター (2003年～2004年、2022年)
トム・コンラド / Tom Conrad - ギター、コーラス (2004年～2006年)
マイケル・ガイ・チスレット / Michael Guy Chislett - ギター (2006年～2011年)

略歴

バンドは2003年、ウィリアム・ベケットとマイク・カーデンを中心に結成されました。ウィリアムが以前のバンドを離れ、音楽への情熱を共有できるメンバーを探していたところ、マイクと出会ったことがきっかけでした。2004年3月には、1stEP「The Academy」をリリース。このEPがフォール・アウト・ボーイのピート・ウェンツの目に留まり、「フュエルド・バイ・ラーメン」との契約に繋がりました。

2005年2月には1stアルバム『Almost Here』をリリース。アルバムチャートで最高185位を記録しました。2006年にはトム・コンラドが脱退し、マイケル・ガイ・チスレットが加入。2007年4月には、ブッチ・ウォーカーをプロデューサーに迎えた2ndアルバム『Santi』をリリースし、アルバムチャートで初登場32位を記録しました。

2008年8月には3rdアルバム『Fast Times at Barrington High』をリリースし、アルバムチャートで初登場17位を記録。ローリング・ストーン誌の「50 Best Albums of the Year 2008」では46位に選ばれています。2009年9月には、iTunes配信限定でミニアルバム「Lost in Pacific Time: The AP/EP」をリリース。このアルバムには、ジャックス・マネキンのアンドリュー・マクマホンがゲスト参加しています。

2011年には、メンバーが3人となり4thアルバムの制作を行っていましたが、10月8日にバンドのFacebookで解散を発表しました。

2015年9月10日に再結成し、その2日後にはシカゴで開催されたRiot Festに出演。マイケル・ガイ・チスレットは再結成には参加せず、代わりに元ザ・キャブのイアン・クロフォードが参加しました。12月には、デビューアルバムリリース10周年記念のツアーを行いました。

2022年5月11日には、Facebookで9月に開催されるRiot Festへの出演を発表。7月8日には、オリジナルメンバーのAJ・ラトレイスが、同じくオリジナルメンバーのマイケル・デルプリンシペと共に、Riot Festにゲスト出演することを発表しました。

ディスコグラフィー

アルバム

Almost Here (2005年)
Santi (2007年)
Fast Times at Barrington High (2008年)

EPs

The Academy (2004年)
From the Carpet (2006年)
Warped Tour Bootleg Series (2006年)
Lost in Pacific Time: The AP/EP (2009年)

特徴

彼らの楽曲は、甘酸っぱく、どこか切ないポップソングが中心です。しかし、2ndアルバム『Santi』では、グラマラスなロックンロールとも呼べる楽曲群を中心に構成され、初期とは異なる方向性を示しました。その後、3rdアルバム『Fast Times at Barrington High』では、初期の頃のポップサウンドへと回帰しています。

外部リンク

公式サイト
* 日本公式サイト

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