ジーオーティー

株式会社ジーオーティーについて

株式会社ジーオーティー（GOT Corporation）は、東京都港区に本社を構える出版社であり、DMMグループの一員として多彩な出版活動を展開しています。この企業は1996年12月に設立されて以来、ビデオ販売や書籍発行、デジタルコンテンツ展開など、さまざまな事業を通じて成長を続けています。

沿革

1996年 - 2000年

ジーオーティーは1996年に設立され、翌年に株式会社に組織変更しました。1998年からオリジナルビデオの販売を開始し、その後1999年11月に書籍の出版を本格的にスタートしました。この間に、ビデオ情報サイト「アイドルTV」を開設し、さまざまなビデオレーベルの販売を受託することで、少しずつそのブランドを広めていきました。

2001年 - 2010年

2000年代に入ると、ジーオーティーは月刊DMMを創刊し、続いて多数の雑誌を展開。2010年には「キャノプリcomic」を創刊し、多様な読者層をターゲットにしたコンテンツを提供するようになりました。この頃から、高収入求人を掲載した『ラブコレ』など、女性向けのメディアも増加しています。

2011年 - 2020年

2012年にはアダルトPCゲームの販売を始め、2016年には他の出版社を吸収合併するなど、より大規模な企業へと成長。2018年には、女性向けの百合漫画レーベル「girls×garden COMICS」を創刊し、特定ジャンルに特化した展開を行っています。同年の夏には、『月刊DMM』の誌名を『月刊FANZA』に変更しました。

2021年以降

さらに最近では、2023年にはオトナ女子向けのコミックレーベル「CITR COMICS」を立ち上げ、幅広い読者層に向けたコンテンツを制作する姿勢を示しています。また、デジタルボーイズラブマガジン「comic picn」や、電子BLコミックレーベル「Bivy comic」を創刊し、最新の市場トレンドに対応したプロジェクトを進行中です。

雑誌とレーベル

ジーオーティーが発行する雑誌には、月刊FANZAやcomicアンスリウム、COMIC E×Eなど多種多様なものが存在します。これらの雑誌は成年向けから全年齢向けまで各種ジャンルに対応しており、それぞれが独自の読者層を持っています。特に、FANZA専売のデジタルコミック誌や、多数のニッチなコミックレーベルは、他社とは一線を置いた特徴的な展開をしています。

ジーオーティー漫画大賞

2016年からは、未発表のオリジナル作品を対象に「ジーオーティー漫画大賞」を開催しています。このコンペティションでは、入賞作品に対して金銭的な報酬が用意されており、新しい才能の発掘と育成を目指しています。

まとめ

株式会社ジーオーティーは、その設立以来、さまざまなメディアやレーベルを展開し続け、多岐にわたるコンテンツを提供してきました。近年は特にデジタル領域や新しいジャンルに目を向け、常に進化を遂げている企業です。今後も、新たな取り組みを通じて、さらなる成長と革新が期待されます。

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