スクラム釜石

スクラム釜石は、東日本大震災からの復興支援を目的として設立されたNPO法人です。ラグビーを通じた地域活性化と、被災地の完全復興を目指し、多岐にわたる活動を展開しています。

設立の背景と理念

スクラム釜石は、新日鐵釜石ラグビー部OB、釜石シーウェイブスの私設応援団、新日鐵本社ラグビー部など、ラグビーにゆかりのある人々によって結成されました。東日本大震災後、「東北復興はラグビーと共にあり！」という強い想いのもと、「自分たちに何ができるか？」を徹底的に考え、ラグビーを通じた復興支援活動を行うことを決意しました。彼らは「完全復興するまで活動を続ける」という固い決意を胸に、活動を続けています。

チーム名称には、シーウェイブス支援、ラグビー支援、釜石支援、東北支援といった、様々な想いが込められています。

活動内容

スクラム釜石は、以下の様な活動を通じて、復興支援に取り組んでいます。

ラグビーを通じた復興支援: ラグビーイベントの開催、ラグビースクールの支援などを通じて、地域に活気をもたらしています。
交流試合「ともだちカップ」の開催: 東北のラグビースクールに通う小学生を対象とした交流試合を企画し、震災後の子供たちの交流を促進しています。2019年には第8回大会が開催されました。
ラグビーワールドカップ2019 釜石誘致: 釜石鵜住居復興スタジアムでの試合開催を支援し、地域に国際的な注目を集めました。実際に、フィジー対ウルグアイ戦、ナミビア対カナダ戦の2試合が開催され、復興の象徴となりました。
平野恵里子選手の海外挑戦支援: 女子15人制ワールドカップでの活躍を目指す平野恵里子選手を応援し、広報活動やマネジメント業務をサポートしています。
釜石Nightの開催: ノーサイドクラブと共同で、釜石を盛り上げるイベントを開催しています。

主なメンバー

スクラム釜石は、以下のメンバーを中心に活動しています。

キャプテン: 松尾雄治
代表理事: 石山次郎
事務局長: 高橋博行
泉秀仁
大友信彦
黒滝豊
佐々木和寿
永田洋光
永久理恵
秦幸一郎
早川弘治
藤井邦之
松坂好人
三笠広介
三笠杉彦
中川幸美
飯島康

スクラム釜石のこれから

スクラム釜石は、今後もラグビーを通じた復興支援活動を継続し、釜石、岩手、そして東北全体の復興に貢献していきます。地域との連携を強化し、より効果的な支援活動を展開することで、被災地の完全復興を目指します。



外部リンク
スクラム釜石
NPOスクラム釜石(@scrumkamaishi) - Twitter
特定非営利活動法人スクラム釜石
釜石シーウェイブス
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