スタンダードに悲しくて

研ナオコの11枚目のオリジナルアルバムである『スタンダードに悲しくて』は、1983年9月21日にキャニオン・レコードから発売されました。

LPレコード（規格品番：C28A-0291）とコンパクトカセット（規格品番：28P-6258）の形態でリリースされ、前作『恋愛論』からわずか3か月という短い期間での発表となりました。

アルバムには、先行シングルとしてリリースされた「愛、どうじゃ。恋、どうじゃ。」や、後にリミックスされシングルカットされた「夜に蒼ざめて」など、全10曲が収録されています。

2023年10月18日には、初のCD化が実現し、同時に音楽配信も開始されました。これにより、これまでCDで聴くことができなかった楽曲が、より手軽に楽しめるようになりました。

収録曲

LPレコード／コンパクトカセット

SIDE A
1. 夜に蒼ざめて
2. Shall We Dance
3. 言いだせない恋
4. 愛、どうじゃ。恋、どうじゃ。
5. レインな別れ
SIDE B
1. 旅立つ男（ひと）
2. 不良娼女
3. Lonely Star
4. 谷間の百合
5. 夜の錨

CD／音楽配信

CD化に際しては、LPレコードの収録曲順をそのまま再現。

楽曲解説

夜に蒼ざめて
後にリミックスが施され、34枚目のシングルとしてシングルカットされました。
愛、どうじゃ。恋、どうじゃ。
32枚目のシングルとしてリリース。
研ナオコ自身が出演したコーセー化粧品『美粒子ファンデーション』秋のキャンペーンソングとして使用されました。
旅立つ男（ひと）
33枚目のシングル「泣かせて」のB面曲としてシングルカットされました。
Lonely Star
32枚目のシングル「愛、どうじゃ。恋、どうじゃ。」のB面曲。

『スタンダードに悲しくて』は、研ナオコの円熟味を増した歌唱力と、情感豊かな楽曲が魅力的なアルバムです。CD化により、その魅力をより多くの人が手軽に楽しめるようになりました。

外部リンク

スタンダードに悲しくて - Discogs
* ポニーキャニオンによる紹介ページ

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