スタートレック:ディスカバリー

『スタートレック:ディスカバリー』

『スタートレック:ディスカバリー』は、Paramount+によるアメリカのSFドラマで、スタートレックメディアフランチャイズの第7作目にあたります。このシリーズは2005年の『スタートレック:エンタープライズ』以来、12年ぶりの新作として登場しました。特に注目されるのは、主人公が黒人女性であり、ソネクア・マーティン＝グリーンがその役を演じている点です。また、宇宙船を舞台に船長以外の人物が中心となるシリーズは初めての試みとなっています。

概要と設定

シーズン1とシーズン2では、時代設定が2256年頃となり、従来の『スタートレック』シリーズのプライム・タイムラインに沿ったストーリーが展開されます。これに対し、シーズン3以降はタイムトラベルによって32世紀が舞台になります。

このドラマは、宇宙船U.S.S.ディスカバリーがクリンゴン帝国との紛争に巻き込まれる中で、主人公マイケル・バーナムが成長する姿を描いています。彼女は反乱罪に問われ、終身刑を宣告されるも、再び船に戻り、数々の艱難辛苦を乗り越えていきます。

公開と配信

『スタートレック:ディスカバリー』のシーズン1は、2017年9月24日に配信が開始され、計15話のエピソードで構成されています。シーズン3, 4, そして5も続いて制作され、2024年の4月には最終シーズンが配信予定です。また、Netflixではシーズン1から3が独占配信されていましたが、2021年11月にその配信が終了しました。現在、Paramount+と他のデジタルプラットフォームを通じて視聴可能です。

日本での放送

日本では、Netflixによりシーズン1から3が配信されていましたが、こちらも2021年11月に終了。その後、Amazon Prime VideoやGoogle TVなどでシーズン1から4が配信されるようになり、最終的にはWOWOWオンデマンドなどでも視聴可能となりました。

登場人物

このシリーズの魅力は、多彩なキャラクターたちにあります。U.S.S.ディスカバリーのクルーたちは、様々なバックグラウンドを持つ人々で構成されています。特に、主人公マイケル・バーナムは、彼女の成長と仲間たちとの関係が物語の中心となっています。他にも、ガブリエル・ロルカ、クリストファー・パイク、サルーといった個性的なキャラクターが重要な役割を果たします。

製作背景

『スタートレック:ディスカバリー』の製作は2015年にスタートし、脚本家であるアレックス・カーツマンとブライアン・フラーがその進行に関わりました。シーズン1は予定よりも遅れましたが、2017年9月に無事配信が始まりました。現代の視点で描かれるこの作品は、様々なテーマに挑戦し続けています。

まとめ

『スタートレック:ディスカバリー』は、革新性と多様性を重視した作品で、新たな歴史を創り出しています。本作はSFファン・ドラマファン問わず、多くの人々に愛されるシリーズとなるでしょう。改良された技術や人間関係、そして歴史と未来を交差させるストーリーラインは、視聴者を惹きつけてやみません。

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