スターバックスコーヒージャパン

スターバックスコーヒージャパン株式会社

スターバックスコーヒージャパン株式会社は、スターバックスブランドの日本国内におけるコーヒーストアの経営、およびコーヒーや関連商品の販売を行う企業です。

歴史

• - 1995年10月：スターバックスコーヒーインターナショナルと株式会社サザビー（現：株式会社サザビーリーグ）の合弁事業として設立されました。
• - 1996年8月：日本第1号店となる「銀座松屋通り店」をオープンしました。
• - 1998年11月：関西地区初の店舗「梅田HEP FIVE店」をオープンしました。
• - 1999年3月：サポートセンターを東京・渋谷区神宮前に移転しました。
• - 2001年10月：大証ナスダック・ジャパン市場（現：JASDAQ）に上場しました。
• - 2002年12月：プリペイド式磁気カード「スターバックス カード」を日本国内で導入しました。
• - 2003年11月：日本国内500店舗を達成しました（名古屋 伏見 ATビル店）。
• - 2006年12月：ジェイアール東海パッセンジャーズとのライセンス契約により「静岡駅 新幹線ラチ内店」をオープンしました。
• - 2007年9月：エームサービスとのライセンス契約により、企業内や病院内などでの店舗展開に合意しました。
• - 2010年4月：全日本空輸（ANA）と提携合意しました。
• - 2014年10月：株式会社サザビーリーグが保有する全株式を米国スターバックス・コーポレーションに売却しました。
• - 2015年3月：米国スターバックスによる完全子会社化に伴い上場廃止となりました。
• - 2021年9月：店頭で提供するストローを紙製に順次切り替えました。
• - 2021年11月：持ち帰り容器のシェアリングサービス「Re&Go」を活用した飲料カップの再利用の実証実験を実施しました。
• - 2022年6月：プラスチック製の蓋を付けずに冷たい飲料を提供する取り組みを全店舗に拡大し、年間約100トンのプラスチック削減効果を見込んでいます。
• - 2023年5月：従業員に対してドレスコードに関するアンケートを実施しました。
• - 2024年12月：紙製ストローの代替として、バイオマス素材のプラスチックストローを一部店舗で先行導入し、順次全国展開することを発表しました。これは、紙製ストローに対する不評を受け、「飲み心地の良さと環境負荷低減の両立」を目指した改善策です。
• - 2025年2月：空港内や主要都市部（東京23区、大阪市、名古屋市など）で立地別価格を導入しました。

環境への取り組み

スターバックスは、持続可能な社会の実現に向けて様々な取り組みを行っています。具体的には、紙製ストローの導入やプラスチック削減のための蓋なし提供の拡大、リユーザブルカップの導入などが挙げられます。また、店舗で使用するエネルギーの削減や、コーヒー豆の調達におけるフェアトレードの推進なども重要な取り組みです。

本社

本社は東京都品川区のビルに位置し、同じ建物内にはスターバックス目黒店があります。会議室には、グアテマラ、ブラジル、メキシコ、ルワンダなどコーヒー豆の原産国の名前が付けられており、応接室は「Espresso」と名付けられています。また、4階フロアの会議室にはドリンクのサイズ名が使用されています。

テレビ番組

• - 日経スペシャル カンブリア宮殿 「客に幸せをもたらす スターバックスジャパンの戦略」（2021年6月24日、テレビ東京）

関連書籍

• - 『人が輝くサービス スターバックスと僕の成長物語』（著者:黒石和宏）（2009年8月5日、ディスカヴァー・トゥエンティワン）ISBN 9784887597297

関連項目

• - スターバックス リザーブ ロースタリー 東京

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