スティーブ・ヤゴ

スティーブ・ファリド・ヤゴ（Steeve Farid Yago、1992年12月16日 - ）は、フランスのヴァル＝ドワーズ県サルセル出身のプロサッカー選手であり、ブルキナファソ代表としても活躍しています。現在、アリス・リマソールFCに所属し、ディフェンダーとしてプレーしています。

クラブ経歴

ヤゴは、トゥールーズFCの下部組織で育成され、その才能を開花させました。2011-12シーズンには、フランスアマチュア選手権2に所属するリザーブチームで初出場を果たし、着実にプロへの階段を上っていきました。そして、2012-2013シーズンには、ついにトップチームデビューを飾り、プロサッカー選手としてのキャリアを本格的にスタートさせました。

2013年1月には、ジョナタン・ゼビナの負傷というアクシデントから、ヤゴにチャンスが巡ってきます。このチャンスを彼は見事に活かし、一時期レギュラーの座を掴み取りました。若くしてトップチームで活躍する姿は、多くのファンを魅了しました。

代表歴

ヤゴ自身はフランスで生まれ育ちましたが、ルーツであるブルキナファソ代表を選択しました。2013年3月23日には、2014 FIFAワールドカップ・アフリカ2次予選のニジェール代表戦でデビューを飾り、国際舞台への第一歩を踏み出しました。

その後、アフリカネイションズカップ2015、アフリカネイションズカップ2017といった主要大会にも出場し、ブルキナファソ代表の中心選手として活躍しました。彼の国際舞台での経験は、クラブでのプレーにも良い影響を与えています。

スティーブ・ヤゴは、フランスで生まれ育ちながらも、ルーツであるブルキナファソ代表として活躍する異色の経歴を持つサッカー選手です。トゥールーズFCでのプロデビューから、ブルキナファソ代表としての国際舞台での活躍まで、彼のキャリアは常に注目を集めています。アリス・リマソールFCでの今後の活躍にも期待が高まります。

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