ステイリンパトリック

ステイリン パトリック

ステイリン パトリック（STEHLIN Patrick）は、1992年12月15日生まれのラグビーユニオン選手です。南太平洋に位置するサモアの出身で、主にスタンドオフ（SO）として活躍しています。かつては「パトリック・ステイリン」という名前で知られていました。現在は、日本のトップリーグであるジャパンラグビーリーグワンに所属する花園近鉄ライナーズでプレーしています。

プロフィール

ステイリン選手の基本的な身体能力を示すデータは以下の通りです。

出身地: サモア
ポジション: スタンドオフ（SO）
身長: 175 cm
体重: 95 kg

スタンドオフはバックスラインの司令塔とも呼ばれる重要なポジションであり、試合の流れを読み、攻撃を組み立てる役割を担います。175cmと比較的小柄ながらも95kgという体重は、コンタクトプレーにおける強さや安定感を示唆しています。

経歴

ステイリン選手は、日本のラグビー界でキャリアを積み上げてきました。その歩みは以下の通りです。

2011年: セントトーマス高校を卒業後、日本へ渡り、拓殖大学へ進学しました。大学で日本のラグビー環境に慣れ、スキルを磨きました。大学時代の同級生には、後に同じくトップレベルでプレーする川俣晃人選手などがいます。
2015年: 拓殖大学での学びを終え、卒業しました。その後、社会人ラグビーチームである日本IBMビッグブルー（現在のBIG BLUES）の一員となりました。ここでトップレベルの試合を経験し、選手としての幅を広げました。
* 2018年: 日本IBMビッグブルーでのプレーを経て、近鉄ライナーズ（現在の花園近鉄ライナーズ）へ移籍しました。大阪府東大阪市を拠点とするこの歴史あるチームに加入し、チームの中心選手として活躍しています。現在のジャパンラグビーリーグワンにおいても、花園近鉄ライナーズの一員としてリーグを戦っています。

代表キャリア

ステイリン選手は、国際舞台での経験も持っています。7人制ラグビー日本代表のメンバーに選出された経験があり、スピードと判断力が求められる7人制の舞台でもその能力を発揮しました。この経験は、15人制でのプレーにも生かされていると考えられます。

現在の所属と今後の期待

現在、ステイリン パトリック選手は、ジャパンラグビーリーグワンのディビジョンに所属する花園近鉄ライナーズでスタンドオフとしてチームを牽引しています。正確なパス、キック、そして自身の体格を生かしたプレーで、チームの攻撃を司る重要な存在です。長年にわたり日本で培ってきた経験とスキルで、チームの勝利に貢献することが期待されています。今後も、花園近鉄ライナーズの司令塔として、リーグワンの舞台でどのようなプレーを見せてくれるのか、注目が集まります。

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