ステーションN

ステーションN：池田駅北口の複合施設

ステーションNは、大阪府池田市菅原町に位置する地上11階、地下1階建ての複合施設です。正式名称は「池田駅前北地区再開発ビル」で、愛称の「ステーションN」は、池田駅北口に立地していることに由来します。鉄骨鉄筋コンクリート構造のこのビルは、商業施設、住宅、駐車場、公共施設などを一体的に整備した再開発事業の成果として誕生しました。

再開発事業の歩み

1977年、阪急電鉄宝塚本線池田駅の高架化事業計画決定を機に、駅北側地区の再開発事業がスタートしました。公共性の高い事業として池田市が主体となり、地元住民による「池田駅前北地区再開発協議会」も設立され、事業は進められました。建設大臣の許可を得て、1983年に着工、1985年3月に竣工、同年6月3日に「ステーションN」としてオープンしました。その後も施設の改修やテナントの入れ替えが行われ、現在に至っています。2019年には、3階にレンタル自習室「自習室いけだ」が開設されるなど、時代の変化に対応したリニューアルも積極的に行われています。

多様なテナントと充実した施設

ステーションNは、多様なテナントが入居する複合施設です。商業施設は1階から3階に広がり、スーパーマーケットや飲食店、クリニック、各種専門学校、学習塾、金融機関、美容室など、生活に密着した店舗が数多く入居しています。4階以上は住宅フロアとなっており、多くの住戸が配置されています。地下1階には駐車場や公共施設、学習塾などの施設が入っています。商業施設の延床面積は約4,200平方メートル、総延床面積は約14,206平方メートル、駐車場台数は31台です。ビルの高さは約38メートルあります。

アクセスと周辺環境

ステーションNは、池田駅と歩道橋で直結しており、アクセスが非常に良好です。駅周辺には池田駅前公園、池田警察署、サンシティ池田、安藤百福発明記念館 大阪池田、逸翁美術館、呉服橋などの施設があり、生活利便性も高い立地です。

フロア構成詳細

以下、各階の主なテナントを示します。テナント構成は変更になる可能性があるため、最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

11階～4階: 住宅
3階: 池田駅前北会館、消費生活センター、自習室いけだ、学習塾など
2階: 保育園、クリニック、美容室、飲食店など
1階: 飲食店、金融機関、不動産会社、各種ショップなど
* 地下1階: 駐車場、公共施設、学習塾など

ステーションNは、単なる商業施設や住宅ビルではなく、地域住民にとって生活の拠点となる複合施設として、池田市の発展に貢献しています。駅からのアクセスも良く、周辺環境も充実しているため、今後も地域社会の中心的な存在として機能していくことが期待されます。

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