ストフィラ・スンズ

ストピラ・スンズ

ストピラ・スンズ（Stoppila Sunzu, Stophira Sunzu、1989年6月22日 - ）は、ザンビア出身のサッカー選手であり、ザンビア代表としても活躍しています。現在は石家荘永昌足球倶楽部に所属し、主にMFまたはDFのポジションでプレーしています。

クラブ歴

スンズは、U-16の大会で注目を集め、キトウェ・ユナイテッドFCでキャリアをスタートさせました。その後、コンコラ・ブレーズFCへのレンタル移籍を経て、2007 FIFA U-20ワールドカップに出場。この大会で、ルイス・スアレスやエディンソン・カバーニを擁するウルグアイU-20代表から勝利を挙げたことが評価され、19歳にしてイングランドのレディングFCからトライアルのオファーを受けました。クラブ側は長期契約を希望するほどの高評価を与えましたが、労働許可が下りなかったため、移籍は実現しませんでした。

2008年9月には、フランスのLBシャトールーにレンタル移籍。2009年6月30日にはザナコFCに復帰しました。

2010年には、TPマゼンベへ移籍。この移籍に際し、ザナコFCへの登録がキトウェ・ユナイテッドからのレンタル移籍という形式であったため、混乱が生じましたが、無事に解決されました。FIFAクラブワールドカップ2010では、初戦のCFパチューカ戦で退場処分を受けています。

2013年1月には、プレミアリーグに昇格したレディングから再び契約を前提としたトライアルのオファーがあり、アフリカネイションズカップ2013に出場する際には、全ての契約を保留にしました。レディングへの移籍は、スンズの3年契約が2012年12月に満了し、自由契約での移籍という計画でしたが、マゼンベの会長が契約は2015年まで残っていると主張し、代理人を批判する事態となりました。

2014年1月6日には、リーグ・アンのFCソショーにチームメイトのネイザン・シンカラと共に移籍。重要な場面での得点などでチームに貢献しましたが、クラブのリーグ・ドゥ降格を阻止することはできませんでした。

2014年12月29日には、中国サッカー・スーパーリーグの上海緑地申花に移籍。3月8日の上海申鑫とのダービー戦で初出場を果たし、初得点も記録。6-2での勝利に貢献しました。

2015年7月28日には、リールに1年のレンタル移籍をし、その後完全移籍を果たしました。

2017年2月3日、FCアルセナル・トゥーラへ2016-17シーズン終了までのレンタル移籍。7月には2017-18シーズン終了までの期限で再び移籍しました。

2018年7月9日、FCメスに2年契約で移籍。

代表歴

スンズは、U-20代表として2007 FIFA U-20ワールドカップに出場しました。

A代表デビューは、アフリカネイションズチャンピオンシップ2009予選のボツワナ代表戦でした。アフリカネイションズカップ2012では、コートジボワール代表との決勝戦のPK戦で、優勝を決める最後のキッカーを務め、成功させたことで一躍時の人となりました。

2013年10月には、代表招集に関してマゼンベ側がスンズ、レインフォード・カラバ、ネイザン・シンカラの3人を負傷を理由に招集を拒否。この行動に対し、ザンビアサッカー協会が激怒し、ザンビア政府も介入。3人はルサカで旅券を没収されました。その後、旅券は返還されましたが、ブラジル代表との親善試合の地である北京市へ向かうことはありませんでした。

家族

父親のフェリックス・スンズ・シニアもザイール出身のサッカー選手で、兄のフェリックス・スンズもザンビア代表のサッカー選手です。

タイトル

クラブ

ザナコ

ザンビアン・プレミアリーグ: 2009

マゼンベ

リナフット: 2011, 2012, 2013
CAFチャンピオンズリーグ: 2010
CAFスーパーカップ: 2011

代表

ザンビア

* アフリカネイションズカップ: 2012

もう一度検索