ストリートファイター 暗殺拳

ストリートファイター 暗殺拳

『ストリートファイター 暗殺拳』（原題：Street Fighter: Assassin's Fist）は、2014年に公開されたイギリス製作の格闘アクション映画です。

概要

この作品は、人気格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズの実写版として制作されました。従来の映画作品がゲームの世界観を十分に表現できていないと感じていた、俳優で熱狂的なゲームファンでもあるジョーイ・アンサーが、自ら監督・脚本を手がけました。

アンサーはまず、2010年に短編映画『Street Fighter: Legacy』を制作し、YouTubeで公開しました。この短編作品が大きな反響を呼んだことを受け、長編映画の企画がスタート。ゲーム版権を管理するカプコンUSAの了承を得て、本作『ストリートファイター 暗殺拳』が完成しました。

当初、YouTubeでは全12話のシリーズとして公開されましたが、日本では2014年8月2日にヒューマントラストシネマ渋谷で1日限定の劇場公開が行われました。同年10月2日には、未公開シーンを追加したDVD『ストリートファイター 暗殺拳 コンプリートエディション』が発売されています。

波動拳のSEには『ストリートファイターIV』のウルトラコンボ発動時の効果音が使用されているなど、ゲームファンには嬉しい演出も盛り込まれています。

あらすじ

物語は、暗殺拳の達人である剛拳が、静岡県の道場でリュウとケンに格闘術を教えている場面から始まります。剛拳は、弟子たちに暗殺拳の奥義である「波動の力」を伝授しようと決意しますが、その力の危険性を熟知している彼は、過去の苦い経験から、教えるべきかどうか葛藤します。物語は、リュウとケンの修行時代と、剛拳自身の過去を交錯させながら、暗殺拳の秘密と、その宿命を描いていきます。

キャスト

リュウ：マイク・モー
ケン：クリスチャン・ハワード
剛拳：小家山晃
轟鉄、劫魔：伊川東吾
豪鬼：ジョーイ・アンサー
サヤカ：玄理
仙蔵：ハル・ヤマノウチ

スタッフ

監督：ジョーイ・アンサー
脚本：ジョーイ・アンサー、クリスチャン・ハワード
撮影：ジェームズ・フレンド
* 音楽：パトリック・ギル

『ストリートファイター』ファンはもちろん、アクション映画好きにもおすすめの作品です。まだ見ていない方は、ぜひチェックしてみてください。

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