スパイダーマン (PlayStationのゲーム)

スパイダーマン (Spider-Man)

『スパイダーマン』は、2000年8月30日にNeversoftが開発し、アクティビジョンからPlayStation用に発売されたアクションアドベンチャーゲームです。日本版は2001年にサクセスからリリースされ、その後、廉価版として『SuperLite 1500シリーズ SPIDER-MAN』が2002年に続編『スパイダーマン2 エンターエレクトロ』と共に発表されました。

ゲーム概要

このゲームは、有名なアメコミヒーローであるスパイダーマンを操作して、さまざまな事件に挑むことができます。海外ではNINTENDO64やドリームキャストでもプレイ可能ですが、日本市場ではPlayStation専用です。プレイヤーはピーター・パーカーとして、スパイダーマンの力を駆使して悪党と戦ったり、友人を助けたりといったアクションを体験できます。

ストーリー

物語は、改心した科学者オットー・オクタビアスが主催するサイエンスエキスポから始まります。そこで、正体不明の偽スパイダーマンが現れ、化学兵器を盗み出す事件が発生。スパイダーマンは無実の罪を着せられ、警察や他のヒーローからも追われる身となります。彼は自らの潔白を証明し、暗躍するヴィランたちを排除するために立ち上がります。

登場キャラクター

スパイダーマンサイド

• - ピーター・パーカー / スパイダーマン

声：三木眞一郎 / 英：リノ・ロマノ
主人公であり、新聞社「デイリー・ビューグル」の記者。

• - メリー・ジェーン・パーカー

声：佐久間レイ / 英：ジェニファー・ヘイル
ピーターの妻で、モデルとして活動しているが、今回はヴェノムにさらわれてしまう。

• - ブラック・キャット

声：佐久間レイ / 英：ジェニファー・ヘイル
スパイダーマンのサポート役だが、ライノによってさらわれてしまう。

• - デアデビル

声：根本央紀 / 英：ディー・ブラッドリー・ベイカー
スパイダーマンを警告し、彼を信じる姿勢を見せる。

• - ジョニー・ストーム / ヒューマン・トーチ

声：坂口候一 / 英：ダラン・ノリス
スパイダーマンに相談を受け、「信じる者は救われる」とアドバイス。

• - キャプテン・アメリカ

声：根本央紀 / 英：ダラン・ノリス
エンディングでスパイダーマンたちを助ける。

ヴィランサイド

• - オットー・オクタビアス / ドクター・オクトパス

声：辻村真人 / 英：エフレム・ジンバリストJr.
表向きは改心した科学者だが、実際はスパイダーマンを犯罪者に仕立て上げ新たな世界を目指す。

• - エディ・ブロック / ヴェノム

声：根本央紀 / 英：ダラン・ノリス
憎しみに駆られつつも、最終的にはスパイダーマンを支援する。

• - カーネイジ / クレタス・キャサディ

声：坂口候一 / 英：ディー・ブラッドリー・ベイカー
ドクター・オクトパスの手下で、黒いシンビオートと対峙する役割を持つ。

• - その他

ライノやミステリオなど、多彩なヴィランが登場し、スパイダーマンとの闘いを繰り広げます。

評価

ゲーム雑誌「ファミコン通信」のクロスレビューでは、プレイステーション版が40点満点中26点の評価を受けています。この評価は賛否を分けましたが、キャラクターの魅力やアクション要素に面白さが見いだせる内容となっています。

このように、スパイダーマンをテーマにした本ゲームは、アクションアドベンチャーの醍醐味を味わえる作品です。

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