スピードキュービングジャパン

一般社団法人スピードキュービングジャパンについて

一般社団法人スピードキュービングジャパン（略称：SCJ）は、ルービックキューブを中心とした立体パズルの競技、いわゆる「スピードキュービング」の普及を目的とした団体です。本部は神奈川県川崎市に位置し、関連する各種大会の運営や、スピードキュービング文化の発展に努めています。

歴史

スピードキュービングジャパンの前身は、2005年に設立された任意団体「日本ルービックキューブ協会」であり、2002年から活動が始まりました。この協会は、ルービックキューブファンが集まり、知識の共有をするための活動から発展しました。

2005年7月に正式に設立され、当初はボランティアによる有志団体として、様々なイベントや大会を通じてルービックキューブの魅力を広めてきました。特に、子供の頭脳開発や認知症予防に貢献することを目指し、教育機関や地域社会における活動も行っています。

2019年に法人化へ向けた動きが始まり、2020年10月に一般社団法人としての運営が正式に承認されました。同年11月には、日本ルービックキューブ協会からの権限がスピードキュービングジャパンに移行されています。

組織と運営

スピードキュービングジャパンの活動理念は、「健全なスピードキュービングの普及と発展を通じて、日本の文化を推進する」というものです。現在の代表理事は大村周平で、他の理事には荒木慎平、上田浩登、須賀慶、濵田祐一が名を連ねています。また、顧問として秋元正行、巣瀬雄史、百田郁夫の各氏が活動に貢献しています。

協会の組織は、本部と地域の支部から構成されており、地域支部ではそれぞれのリーダーが選ばれ、全国各地での活動を通じて地域密着型のイベントや大会の運営を行っています。

活動内容

具体的な活動内容としては、以下のようなものがあります。

• - ルービックキューブや立体パズルに関する大会の開催
• - 子供や高齢者向けの知育活動
• - 競技スピードキューブに関する講習会
• - 教育機関でのボランティア活動
• - マスコミへの広報活動を通じた情報発信

公式戦や記録会の運営の他、一般向けの普及活動にも力を入れており、各種施設への訪問や講演活動を通じて多くの人との交流を図っています。

日本ルービックキューブ協会との関係

スピードキュービングジャパン設立以前の日本ルービックキューブ協会は、2002年のネット掲示板を起点に広がりました。この協会はボランティア団体であり、さまざまな交流や活動を通じて日本国内のルービックキューブ文化の礎を築きました。

スピードキュービングジャパンは、その豊富な歴史を受け継ぎながら、さらなる活動の拡大と新しい挑戦を続けています。日本のスピードキュービングシーンをより活性化させるべく、これからも多くのイベントや活動を展開していくことでしょう。

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