秋元正行

秋元 正行（あきもと まさゆき）

基本情報

秋元正行は1966年生まれの日本の眼科医で、現在は大阪赤十字病院の眼科の主任部長を務めています。彼はまた、ルービックキューブの熱心な愛好家であり、過去には世界ルービックキューブ選手権での優勝や世界記録保持者としての経歴も持っています。日本ルービックキューブ協会の顧問として、協会の運営や後進への指導にも力を入れています。

学歴と医師としての経歴

秋元は1984年に巣鴨高等学校を卒業後、1990年に京都大学医学部を卒業しました。さらに、1998年には京都大学大学院で医学研究科を修了し、医師としての道を歩み始めました。彼の専門は主に網膜硝子体と緑内障であり、眼科医としてのキャリアを積んできました。

彼は1998年から2000年まで信州大学医学部附属病院に勤務し、その後2000年から2003年までミシガン大学ケロッグ眼研究所で経験を積みました。そして、2012年1月からは大阪赤十字病院で眼科主任部長としての役割を果たしています。

資格と専門医

秋元は多くの医療関連資格を有しています。日本眼科学会の眼科専門医および指導医であり、眼鏡等適合判定医師、臨床研修指導医、眼科PDT講習会受講修了認定医、さらに京都大学医学部の臨床教授や難病指定医、緩和ケア研修会修了など、さまざまな分野での専門性を備えています。

ルービックキューブとの関わり

秋元がルービックキューブに興味を持ったのは、中学校3年生の時に友人からキューブを貸してもらったことがきっかけです。その後、彼は次第に大会に出場するようになり、数々の成果を上げました。特に、世界ルービックキューブ選手権大会や日本ルービックキューブ選手権大会においては、入賞や世界記録を達成するほどの実力を持っています。

通算記録

彼の主な成績として、世界ルービックキューブ選手権大会やアジアルービックキューブ選手権、日本ルービックキューブ選手権での成果が上げられます。例えば、2003年の大会では、4×4×4の単発記録として1分20.16秒、5×5×5の平均記録として2分50.45秒を記録しました。また、アジア大会や大阪大会でも多くの記録を残しています。

役員歴

秋元は日本ルービックキューブ協会の初代会長を2003年から2011年まで務め、その後も2011年から現在にかけて同協会の顧問として活動しています。また、2006年から2012年まで世界キューブ協会（WCA）の理事も勤めました。

著書

彼はまた、2006年に『網膜の再生によって視力を取り戻すー網膜再生医療研究の現在ー』という書籍を共著として出版しており、医療分野での知識や経験を広めています。

まとめ

眼科医としての専門性とルービックキューブ愛好家としてのキャリアを持つ秋元正行は、医療界においても、また趣味の世界においても重要な役割を果たしています。彼の情熱と取り組みは、多くの医療従事者やルービックキューブファンにとって、励みとなっていることでしょう。

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