スプリンターセル 二重スパイ

スプリンターセル 二重スパイ

『スプリンターセル 二重スパイ』は、ユービーアイソフトが開発・販売するステルスアクションゲーム『スプリンターセル』シリーズの第4作です。2006年、2007年に発売され、日本ではXbox 360版とPS2版が2007年にリリースされました。携帯電話向けにもアレンジ版が存在します。

概要

本作は、Xbox 360, PC, PS3版とXbox, PS2, GC, Wii版で、ストーリーの根幹は共通していますが、登場する武器やキャラクターに若干の違いがあります。また、日本語音声が収録されているスプリンターセルシリーズとしては、2010年11月現在、唯一の作品です。

Xbox 360, PC, PS3版: ユービーアイシャンハイが開発を担当し、HD機の性能を活かした光の表現が特徴です。
Xbox, PS2, GC, Wii版: ユービーアイモントリオールが開発を手掛け、『スプリンターセル』、『カオスセオリー』と同様に、暗闇を戦略的に利用するゲームデザインとなっています。
モバイル版: ゲームロフトが開発を担当。Nokiaのスマートフォン向けに『スプリンターセル パンドラトゥモロー』、『スプリンターセル カオスセオリー』に続き、『スプリンターセル4 ダブルエージェント』のタイトルでリリースされました。また、日本市場向けにはフィーチャーフォンへの移植版も存在します。

ストーリー

アメリカ国家安全保障局（NSA）内の秘密組織「サード・エシュロン」に所属するスプリンターセル、サム・フィッシャーは、若手スプリンターセルと共にアイスランドでの任務に就きます。任務中、若手を失いながらも任務を遂行したサムは、娘サラが交通事故で亡くなったという悲報を受けます。

娘の死により自暴自棄になったサムは、危険な任務を求めるようになり、ついに二重スパイを引き受けることになります。テロリスト集団「JBA」（ジョン・ブラウンズ・アーミー）に接触するため、サムは「サード・エシュロン」を脱退し、銀行強盗の罪を偽装して刑務所に収監されます。そこで「JBA」のメンバー、ジェイミー・ワシントンに接近を試みます。

登場人物

サム・フィッシャー: 本シリーズの主人公。NSAの秘密工作員であり、娘サラの死をきっかけに二重スパイとなります。
アーヴィン・ランバート大佐: 「サード・エシュロン」の局長。チームとエージェントを取りまとめる役割を担います。
エミール・デュフレイン: テロ組織「JBA」の創始者であり、リーダー。アメリカを「純粋な国家」に作り変えるという信念を持っています。
ジェイミー・ワシントン: 「JBA」のメンバー。短気で子供っぽい一面もありますが、怒らせると手が付けられません。
エンリカ・ビラブランカ: 「JBA」のメンバー。科学技術の博士号を持ち、爆弾製造に携わります。
スタンレー・デイトン: 「JBA」のメンバー。主に組織のIT関連を担当します。
カーソン・モス: 「JBA」のメンバー。エミールを深く崇拝しており、暴力的な性格の持ち主です。

外部リンク

* 公式サイト

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