スーパーポリス

スーパーポリス

『スーパーポリス』は、1985年4月13日から7月20日までTBS系列で放送された刑事ドラマで、全15話の構成となっています。このドラマは毎週土曜日の21:00〜21:54に放送され、大きな注目を集めました。

制作背景

本作は、近藤照男プロデューサーと東映の制作チームによって作られたもので、『キイハンター』や『Gメン'75』と同じ流れを汲む作品です。特にその特徴的な設定として、現役のテレビキャスターや警察学校を卒業したばかりの若者たちが集まる特別捜査チームが描かれており、視聴者に新鮮さを提供しました。

キャスト

メインキャストには、丹波哲郎が瀬島警視正役を演じ、他にも三浦友和、かとうかずこ（現在の名義はかとうかず子）や小野寺昭など、豪華な顔ぶれが揃いました。また、若手俳優の卯木浩二や森永奈緒美も出演し、バラエティに富んだキャスティングが展開されました。

番組の流れ

放送開始当初は全24回の予定でしたが、途中で内容が従来の刑事ドラマと変わらなくなり、視聴率も8%と伸び悩んだため、6月には番組の打ち切りが決定。約4か月の放送期間で全15話に収束しました。第6話からは「それは、－自由な魂と強い意志とやさしい愛の仲間たち－」というタイトルがオープニングに挿入され、演出に変化を持たせました。

音楽と演出

エンディングテーマには、渡辺美里のデビュー曲「I'm Free」が用いられています。これはケニー・ロギンスの名曲のカバーで、印象的な音楽要素が多くの視聴者の心に残っています。また、キャストの名前を小林克也が流暢な英語で読み上げるといったユニークな演出がなされ、視聴者に新たな体験を提供しました。

再放送

放送終了後も人気が衰えず、1986年春頃にはCBCでの再放送、同年12月にはTBSの平日午後に再放送されました。また、テレビユー福島でも毎週土曜日の14時に再放送が行われました。加えて、2011年にはCS放送のファミリー劇場で第13話を除く全14話が放送され、多くの懐かしいファンに再び観られる機会を提供しました。

まとめ

『スーパーポリス』は、その斬新なアイデア、魅力的なキャスト、その後の再放送を通じて、視聴者に忘れがたい印象を与えました。刑事ドラマの枠にとらわれない作品として、今もなお多くの人に語り継がれています。

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