スーパーマリオクラブ (テレビ番組)

スーパーマリオクラブについて

『スーパーマリオクラブ』は、1990年10月4日から1993年9月30日まで、テレビ東京系列で放送されたゲーム情報番組です。毎週木曜日の18:00から18:30までの30分間、任天堂の一社提供で配信されていました。

番組の構成

この番組は、主に4つのコーナーで構成されており、それぞれのジュニアゲーマーたちが楽しむ姿が魅力でした。

お姫様にアタック

このコーナーでは、中学生以下の4人の男の子たちが毎週異なる美女をお姫様役に迎え、告白する権利を得るために3つのゲームに挑む形式でした。優勝者は、宝物をお姫様に渡すために階段を上がり、大量の紙吹雪に包まれるシーンが印象的でした。もしお姫様が「ごめんなさい」と伝えた場合、スタッフからのひもスプレー攻撃を受けて戻るというユニークな演出もありました。

スーパーマリオバトル

次に続くコーナーは「スーパーマリオバトル」で、ここではゲームに関するクイズに挑むコーナーでした。解答者は早押しで答え、正解すると得点を獲得し、次の問題を選ぶ権利を得ました。特に「チャンスカード」や「デビルカード」などの特殊効果がゲームにスリルを加え、視聴者を楽しませました。

ファミコンスペシャルクイズ

このコーナーは、4組の出場者が早押しクイズで競い、最も多くのポイントを集めた挑戦者が次のステップに進む流れになっていました。正解することでマリオ人形を獲得し、最後に「スターにアタック!」の挑戦権を得ることができました。

マリオクイズレーシング

最後のコーナー「マリオクイズレーシング」では、スーパーマリオカートをテーマにしたクイズコーナーで、ペア対抗戦が行われました。問題の正解によってカートの進行状況が決まり、最初に10マス進むか、時間内に最も多く進むチームが優勝となりました。

その他のコーナー

また、全国売り上げベスト10を紹介するコーナーや、質問はがきに答える「ファミコン相談室」、タレントがゲームを挑戦する「スターチャレンジ」などもあり、毎回異なる楽しみがありました。

司会と製作スタッフ

番組の司会は、渡辺徹さんがメインで、初期は本田理沙さんがアシスタントを務め、その後加藤紀子さんが加わりました。制作には多くの技術者や演出家が関与し、最新のゲームを取り上げる姿勢が評価されました。

復活したスーパーマリオクラブ

2010年12月25日には、25周年を記念して「復活!スーパーマリオクラブ」と題した特別番組も放送されました。この際も、渡辺徹さんと加藤紀子さんが司会を務め、懐かしのゲームやクイズが繰り広げられました。

このように『スーパーマリオクラブ』は、任天堂のゲームを愛する多くの視聴者に親しまれ、時代を超えた名番組として今も記憶に残っています。

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