スーパーJチャンネルえひめ

『スーパーJチャンネルえひめ』（スーパージェイチャンネルえひめ）は、愛媛県を放送対象地域とする愛媛朝日テレビ（eat）が制作・放送している夕方のローカルニュースおよび情報ワイド番組です。2011年10月3日に放送を開始し、平日夕方の情報提供の役割を担っています。

番組開始の背景と変遷

本番組は、愛媛朝日テレビが開局した1995年4月1日から2011年3月まで放送されていた夕方のローカルニュース番組、『eatニュースBOX』およびその発展形である『eatニュースBOX WIDE』の後継番組として誕生しました。これ以前、愛媛朝日テレビでは特に金曜日の17時台に夕方の情報ワイド番組枠を設けることがありましたが（中断期間もあり）、『スーパーJチャンネルえひめ』の開始により、平日の帯番組として、キー局であるテレビ朝日の『スーパーJチャンネル』の一部を内包しつつ、17時台の後半に愛媛県内の情報を集中的に扱うローカルパートを新たに設ける形式となりました。

番組名の面でも変化が見られました。愛媛朝日テレビが開局して以降、初めてキー局の代表的なニュース番組である『スーパーJチャンネル』の名称を冠することで、全国的なニュースブランドとの連携を示しつつ、愛媛県に特化した情報を発信する番組としての位置づけを明確にしました。

現在の放送時間

番組は平日夕方に放送されています。具体的な放送時間は以下の通りです。

月曜日〜木曜日: 午後6時15分から午後7時00分まで（45分間）
金曜日: 午後6時15分から午後6時55分まで（40分間）

※放送時間は変更される場合があります。

主なコーナー紹介

番組内では、日々のニュースに加えて、地域密着型の様々なコーナーが展開されています。代表的なコーナーとしては以下のようなものがあります。

ご近所ミステリー!えひめ謎解き歩き（火曜日）
やのひろみの笑顔見つけた（木曜日）
ググッと瀬戸内（金曜日）：瀬戸内海放送、広島ホームテレビ、山口朝日放送との共同制作により、瀬戸内エリアの情報を伝えます。

これらのコーナーを通じて、ニュースだけでなく、地域の人々の暮らしや文化、隠れた魅力を掘り起こし、視聴者に愛媛県の多様な側面を伝えています。

出演者

番組の進行は、愛媛朝日テレビのアナウンサーが主に担当しています。現在の主な担当は以下の通りです。

村上健太郎（愛媛朝日テレビアナウンサー）：月曜日から水曜日のニュースを担当。
大沢やすのり（愛媛朝日テレビアナウンサー）：木曜日と金曜日のニュースを担当。
木和田優衣（愛媛朝日テレビアナウンサー）：月曜日から金曜日を通して出演。

これまでに、番組には多くの愛媛朝日テレビのアナウンサーや、気象予報士、記者などが出演してきました。過去の出演者としては、吉本興業の住みます芸人であるモストデンジャラストリオ（月曜日の特定コーナー担当）、五月女結、矢佐間恵、大角茉里、津村研太（気象予報士）、坂口愛美、大堀結衣、市脇康平、矢野勝嗣（記者）、吉井万結といった方々がいます。

タイトルロゴのデザイン変遷

番組のタイトルロゴは、放送期間中に複数回変更されています。

初代ロゴ (2011年10月3日 - 2015年3月29日): 「super J チャンネル ehimeえひめ」と表記され、幾重にも重なった赤い円の中に白抜きの「J」、その上に「super」、右側にゴシック体の「チャンネル」、右下に「ehimeえひめ」が配置されていました。

2代目ロゴ (2015年3月30日 - 2020年10月2日): 中央に赤い円の中の「●J」、「チャンネル」の右下に「---- ehime えひめ」と表記されるデザインでした。

* 3代目ロゴ (2020年10月5日 - 現在): 現在使用されているロゴは、「Ⓙ」という記号と「えひめ」という文字を組み合わせたシンプルでモダンなデザインです。

愛媛朝日テレビの夕方の顔として、『スーパーJチャンネルえひめ』は、県民に日々の出来事を伝え、地域の魅力を発信し続けています。

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