スーパーJチャンネル九州・沖縄

スーパーJチャンネル九州・沖縄

『スーパーJチャンネル九州・沖縄』は、九州朝日放送（KBC）が制作し、2000年10月2日から2018年3月30日まで放送された地域ニュースを中心とした報道番組です。この番組は、九州・沖縄地方のANN各局がネットしていました。

番組の概要

番組の前身は、地域ニュースを扱った『ほっと540九州沖縄』であり、放送時間は平日18:15から18:25までが基本でしたが、2012年3月9日までは18:18から18:28:30、また同年12月までは18:15から18:29の時間帯で放送されていました。司会は『KBCニュースピア』のキャスターが担当し、最初にニュースを伝えた後、各地の特集を放送するという構成でした。気象情報も番組終了前にはしばしば伝えられていました。

番組終了後には、各局で地域のニュースが報じられる形式となっていましたが、2018年3月30日をもって『KBCニュースピア』が終了し、同年4月から新たに『シリタカ!』が始まりました。なお、『スーパーJチャンネル九州・沖縄』を放送していた県は10分間の部分ネットを2019年3月29日まで続けました。

年末特番

毎年年末には、九州・沖縄の一年を振り返る特別番組も制作されていました。2000年から2018年の年末まで放送され、当初は土曜日の夕方に1時間から1時間半の番組として編成されましたが、2015年以降は16時から17時台に2時間番組として放送されました。2017年の12月27日には、『スーパーJチャンネル九州・沖縄 喜怒哀楽2017』が放送され、地域の特色を活かした内容でした。

キャスターとレポーター

各地のキャスターは、KBCが担当することが一般的でしたが、キャスターの休暇時には系列局のアナウンサーが代行することもありました。例えば、2002年頃までの女性キャスターの代行は系列局のアナウンサーが務め、男性キャスターの代行にも系列局からのアナウンサーが起用されていました。

2016年8月には、松田朋子（熊本朝日放送）、藤坂奈央（長崎文化放送）、山下拓見（大分朝日放送）などがリポーターとして登場し、地域の実情を伝えていました。また、鈴木俊之が天候情報を専任で担当していることもあり、特に台風などの危機的状況に関しては彼が登場することが多かったです。

放送局とニュースの担当地域

九州・沖縄地域の他の放送局とも連携し、地域のニュースを深く掘り下げる内容が多く取り上げられました。2015年3月以前は大分朝日放送だけが放送終了時間が18:27となっていましたが、以降は全局で放送時間が統一されました。宮崎県のテレビ宮崎（UMK）では、特定の時間帯にANNニュースが放送されない際にも、取材映像が番組内で使用されていました。

音楽とオープニング

オープニング映像は数年ごとに更新されており、音楽もその都度変わることがありました。テーマ曲には宮本笑里の「SOLA」が使用されていましたが、2017年には別の曲が使用されるようになりました。

このように、『スーパーJチャンネル九州・沖縄』は提供される地域のニュースを通じて、視聴者に身近な情報を提供していた重要な番組でした。

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