セオドロス・パパルーカス

セオドロス・パパルーカス（Θοδωρής Παπαλουκάς、Theodoros Papaloukas、1977年5月8日 - ）は、ギリシャ・アテネ出身の元プロバスケットボール選手です。身長200cm、体重102kg。ポイントガード（PG）を中心に、シューティングガード（SG）、スモールフォワード（SF）の3つのポジションをこなせるユーティリティ性を持っていました。

選手経歴

ギリシャ時代
1995年、アンベロキピでプロとしてのキャリアをスタートさせました。
その後、ダフニに移籍し、A2リーグでMVPを獲得するなど、その才能を開花させました。
1999年には、ギリシャA1リーグの強豪パニオニオスへ移籍し、国内での評価を高めました。
2001年、同じくA1リーグの強豪オリンピアコスBCへ移籍。ここでは、ユーロリーグにも出場し、ヨーロッパの舞台での経験を積みました。

ロシア時代
2006年、ロシアの強豪PBC CSKAモスクワへ移籍。この移籍が、パパルーカスのキャリアにおける大きな転換点となりました。
CSKAモスクワでは、中心選手として活躍し、数々のタイトルを獲得に貢献しました。
2006年のユーロリーグ決勝では18得点を記録し、チームを優勝に導く立役者となりました。

ギリシャ代表
パパルーカスは、ギリシャ代表としても長年にわたり活躍しました。
シックススマンとしての役割をこなしながらも、チームの中心選手として重要な場面で活躍しました。
2005年のユーロバスケットでは、ギリシャ代表の優勝に大きく貢献しました。
2006年の世界選手権では、準優勝に貢献し、大会ベスト5にも選出されました。当時、NBA以外のリーグに所属する選手としては唯一の選出でした。
アテネオリンピックにも出場しています。

プレースタイル

パパルーカスは、卓越したパスセンスとゲームコントロール能力を持ち味とするポイントガードでした。しかし、得点能力も高く、状況に応じて様々なプレーを選択できるオールラウンドな選手でした。また、身長の高さを活かしたプレーも得意としていました。

その他

パパルーカスは、バスケットボール界における数々の功績が評価され、多くの賞を受賞しています。また、その人柄も多くの人々に愛されており、ギリシャのバスケットボール界を代表する人物の一人として知られています。

外部リンク

公式サイト （英語）,（ギリシア語）
* ユーロリーグ公式HP-セオドロス・パパルーカス- （英語）

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