セクシーパロディウス

セクシーパロディウス

『セクシーパロディウス』（略称：セクパロ）は、1996年3月にコナミから発売されたアーケード用横スクロールシューティングゲーム。『パロディウス』シリーズの5作目にあたり、その名の通り、お色気要素がふんだんに盛り込まれているのが特徴です。2007年には『パロディウス ポータブル』にも収録されました。

作品解説

アーケード作品としては『極上パロディウス』から2年ぶりの新作で、シリーズ3作目となります。本作では、ステージ開始時にミッションが提示され、その達成度によって次のステージが分岐するシステムが導入されました。また、シリーズで初めてボスキャラクターに体力ゲージが表示されるようになり、戦略性が増しています。前作同様、2人同時プレイも可能です。

ただし、全体的な難易度は高めで、特に2面には高速スクロールステージが配置されているなど、やりごたえがあります。前作ほどの人気は得られなかったものの、その独特な世界観は多くのファンを魅了しました。

あらすじ

『極上パロディウス』での過去の栄光から2年後、タコスケは父親にそそのかされ、祖父の愛人と戦う羽目になり、あげくの果てには半年間も宇宙空間を漂流する憂き目に遭います。地球に帰還後、思春期を迎えたタコスケは、祖父のように欲望を満たしたいと考えますが、金も仕事もありません。そんな悶々とした日々を送るタコスケの元に、同じく暇を持て余していたビックバイパーとペン太郎が、「ツインビーが何とか王国で一儲けしたらしい」という噂を持ち込みます。一攫千金を夢見る彼らは、イワン、ひかる、マンボ、ミカエルなどを雇い、探偵事務所を設立。盗賊団の退治や誘拐された美女の救出など、様々な依頼をこなしていくことになります。

登場キャラクター

本作では、8種類のキャラクター（2P側を含めると16種類）が使用可能です。

主なキャラクター

ビックバイパー
おなじみの自機。独特のイントネーションが特徴。
イワン
サイボーグ化したイワトビペンギン。朴訥な口調が印象的。
ひかる
『極パロ』より再登場。典型的な女の子の口調。
マンボ
『極パロ』より再登場。状況に応じたレーザーの使い分けが重要。
ミカエル
『極パロ』より再登場。熱血ヒーローのような口調。
こいつ
『極パロ』より再登場。独自の言語を話す。
オプション
ビックバイパーのオプションが独立した機体。変身能力を持つ。
シューティングスター
『ツインビーヤッホー』より登場。パイロットはエース。

共通システム

OH!: スカ状態になり、バリア以外の効果が全て失われる。
?: バリア。
合体攻撃: 2人同時プレイ時、特定の組み合わせで強力な攻撃が可能。
ルーレットカプセル: ステージ切り替え時には停止。

ベル

カプセルを持つ敵を撃つと出現。ショットを5発撃つ毎に色と効果が変化します。

黄: 得点加算
青: ボム
緑: 巨大化無敵
白: アレックス（ノンプレイヤーキャラクター）
赤: 菊一文字バリア
紫: みんなカプセル

ステージ紹介

ステージ2、3はノルマ達成度によって次のステージが分岐します。ノルマを全て達成して最終ステージをクリアすると、超高難度のスペシャルステージに進むことができます。

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