セスタディカラッチジャパン

株式会社セスタディカラッチジャパン：日本の宝飾を世界へ

株式会社セスタディカラッチジャパンは、静岡県沼津市に本社を置く、宝飾品の製造および販売を行う企業です。代表取締役社長は、デザイナーでもある原正次氏が務めています。1989年の設立以来、独自の技術とデザインで国内外に高い評価を得ており、日本の宝飾業界をリードする存在となっています。

企業概要と歴史

1982年、前身となる「ジュエルカラッチ」が静岡県沼津市で創業されました。その後、1989年に「株式会社セスタディカラッチジャパン」として設立。東京・銀座にもオフィスを構え、国内外で事業を展開しています。

同社は、数々の賞を受賞し、高い評価を受けている数々のコレクションを発表してきました。1997年には、第8回国際宝飾展（IJT）で初のオリジナルジュエリーコレクションを発表。1998年にはアメリカ・ニューヨークの「JA New York」に出展するなど、積極的にグローバルな展開を進めています。2000年には東京・銀座にショールーム＆サロン『CESTA DI KARATI』をオープン。2006年にはフランス・パリに海外初の直営店「KARATI」をオープンさせました。さらに、2009年と2010年にはカタール・ドーハで開催された宝石時計展示会に出展するなど、海外市場への進出も積極的に行っています。

代表的なブランドと作品

セスタディカラッチジャパンは、主に2つのブランドを展開しています。

CESTA DI KARATI（セスタディカラッチ）

このブランドの代表作は、構造上の特許を取得した「API（アピ）リング」です。人間工学に基づき、指に自然とフィットするようデザインされた楕円形が特徴です。快適な装着感と洗練されたデザインが人気を博し、多くの人々を魅了しています。

pug na emily（パグなエミリー）

2012年に設立されたセカンドブランド。原正次氏の娘である原絵美理氏がデザイナーを務めています。「家族愛」をコンセプトに、人と人との繋がりを表現した「Dot Jewelry（ドットジュエリー）®」が代表作です。

パリコレ参加とデザイナーの活躍

代表取締役社長である原正次は、2003年から2004年にかけて、ジャン・ルイ・シェレル ジュエリー部門のデザイナーとしてパリ・オートクチュール・コレクションに4回参加。高いデザインスキルとセンスを世界に示しました。彼の才能は、セスタディカラッチジャパンのジュエリーデザインに大きな影響を与え、ブランドのアイデンティティを確立する上で重要な役割を果たしています。

企業の展望

株式会社セスタディカラッチジャパンは、これからも独自の技術とデザインで、革新的なジュエリーを生み出し続け、日本の宝飾業界を牽引する存在として、世界にその名を轟かせることを目指しています。その高いデザイン性と品質、そしてグローバルな展開により、今後の更なる発展が期待されます。

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