セス・ルーゴ

ジェイコブ・セス・ルーゴ - プロ野球投手

ジェイコブ・セス・ルーゴは、1989年11月17日にアメリカ合衆国ルイジアナ州シュリーブポートに生まれたプロ[[野球選手]]で、主に投手として活躍しています。現在はMLBのカンザスシティ・ロイヤルズに所属し、右投右打でプレーしています。ルーゴはその実力から「クアルテリッカン」という愛称でも親しまれています。

プロ入りとメッツ時代

ルーゴは2011年のMLBドラフトで、ニューヨーク・メッツから34巡目（全体1032位）で指名され、プロ野球生活をスタートさせました。彼は傘下のアパラチアンリーグに所属するキングスポート・メッツでデビューし、その年の成績は11試合に先発し、5勝2敗、防御率3.66、44奪三振を記録しました。

2012年には脊髄の手術を受け、シーズンを全休。翌2013年には復帰し、A級チームでの成績は4勝6敗、防御率3.39、66奪三振でした。さらに2014年にはA+級のセントルーシー・メッツでプレーし、27試合で8勝3敗、114奪三振を挙げました。

2015年も引き続き力を発揮し、2つのAAとAAA級チームで24試合に登板、8勝7敗、防御率3.84の成績を残しました。そのオフには、ルール・ファイブ・ドラフト保護のためにメッツの40人枠に加わりました。

ルーゴは2016年にメジャー昇格を果たし、デビュー戦ではシカゴ・カブス戦でリリーフとして登板。その後先発ローテーションに定着し、5連勝を収めてチームのワイルドカードゲーム進出に貢献しました。レギュラーシーズンでは8試合の先発登板を果たし、防御率は2.67でした。

2017年にはワールド・ベースボール・クラシック（WBC）でプエルトリコ代表に選ばれ、アメリカとの決勝戦に先発登板するも惜しくも敗れました。2022年にはフィラデルフィア・フィリーズ戦で継投によるノーヒットノーランを達成しています。

パドレス時代

2022年のオフにルーゴはサンディエゴ・パドレスと1年契約を結びました。しかし、2023年オフには契約延長オプションを破棄し、再びフリーエージェントとなりました。

ロイヤルズ時代

2023年12月にはカンザスシティ・ロイヤルズと3年4500万ドルの契約を結び、チームの一員として新たなスタートを切ることになりました。

選手としての特性

ルーゴの投球スタイルは多彩で、スリークォーターから最速98.2mph（約158km/h）の速球を駆使します。彼はツーシームとフォーシームの2種類の速球に加え、スライダー、カーブ、チェンジアップと多くの球種を持っています。特にカーブの回転量はメジャーでもトップクラスであり、2016年には最高回転速度3498rpmを記録しました。彼の存在はロイヤルズにとって大きな武器となるでしょう。

結論

選手としての成長を続けるルーゴは、今後のプレーにも大いに期待が持てる存在です。彼の守備成績や代表歴にも注目しながら、さらなる進化を見逃さないようにしましょう。

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