セッド・マルティネス

エクトル・セッド・マルティネス・ソルトは1991年8月7日生まれ、ホンジュラスのコロン県トコア出身のサッカー審判員です。ホンジュラス国内リーグであるリーガ・ナシオナル・デ・フトボル・プロフェシオナル・デ・ホンジュラスなどで審判を務める傍ら、2017年からは国際サッカー連盟 (FIFA) に国際審判員として登録され、国際舞台でも活躍しています。

幼少からの夢、そして審判の道へ

マルティネスがサッカー審判員を志したのは10歳の時でした。18歳という若さでプロサッカーリーグの審判員としてデビューを果たし、これは史上最年少記録となります。審判としての経験を積むため、ホンジュラスの首都であるテグシガルパに転居しました。

審判としての活動と並行して、フランシスコ・モラザン国立教育大学にも入学し、数学の専門家を目指しました。審判の道だけでなく、勉学にも励む真摯な姿勢が伺えます。

国際舞台での活躍

2017年、マルティネスはFIFAおよび北中米カリブ海サッカー連盟 (CONCACAF) に国際審判員として登録され、国際舞台への扉を開きました。2019年には、アメリカ、コスタリカ、ジャマイカの3ヶ国で開催されたCONCACAFゴールドカップ、CONCACAF U-20選手権、そしてポーランドで開催されたFIFA U-20ワールドカップといった主要な国際大会で審判を担当しました。

特に、2021年のCONCACAFゴールドカップでは決勝戦の主審を務めました。決勝戦はアメリカとメキシコという強豪国同士の対戦であり、重要な試合の審判を任されたことは、マルティネスの審判としての能力と信頼の高さを示しています。

今後の活躍への期待

若くして国際審判員としての地位を確立し、数々の重要な試合で審判を務めてきたエクトル・セッド・マルティネス。今後の更なる活躍が期待される、注目の審判員です。

外部リンク
* セッド・マルティネス - Transfermarkt.comによる審判データ (英語)

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