セドリック・カンテ

セドリック・カンテは、1979年7月6日フランスのストラスブールに生まれました。マリにルーツを持つディフェンダーとして、主にヨーロッパのクラブで活躍しました。

クラブでのキャリア

カンテは、地元のRCストラスブールで育成され、1999年にプロデビューを果たします。初期は出場機会に恵まれませんでしたが、FCイストルとASOAヴァランスへのレンタル移籍を経て、経験を積みました。ストラスブール復帰後はレギュラーとして定着し、2004-05シーズンにはキャプテンとしてクープ・ドゥ・ラ・リーグ優勝に貢献しました。

2006年にはOGCニースへ移籍し、3シーズンに渡って主力として活躍。その後、ギリシャのパナシナイコスFCへ移籍します。パナシナイコスでは、2009-10シーズンにリーグ優勝とギリシャカップ優勝の2冠を達成しました。ギリシャカップ決勝では先発出場し、チームの勝利に貢献しています。

2012年にはフランスへ戻り、FCソショーへ2年契約で移籍しました。

代表でのキャリア

カンテはフランスで生まれましたが、父親がマリ出身であったため、マリ代表を選択しました。2011年10月7日のリベリア戦で代表初得点を記録。アフリカネイションズカップには2008年と2012年に出場し、2012年大会ではキャプテンとしてチームを牽引し、3位入賞を果たしました。

プレースタイル

主にセンターバックとして、対人の強さと空中戦の強さを活かしたディフェンスが持ち味です。また、リーダーシップにも優れており、所属クラブや代表でキャプテンを務めるなど、チームをまとめる力も高く評価されていました。

タイトル

RCストラスブール
クープ・ドゥ・フランス：2001

パナシナイコスFC
ギリシャ・スーパーリーグ：2009-10
* ギリシャ・カップ：2010

セドリック・カンテは、クラブと代表の両方で重要な役割を果たし、そのキャリアを通じて数々の功績を残しました。

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