セバスティアン・アンデション

マルティン・セバスティアン・アンデション（Martin Sebastian Andersson, 1991年7月15日 - ）は、スウェーデン・スコーネ県エンゲルホルム出身のサッカー選手。ポジションはフォワード(FW)だ。

クラブ経歴

アンデションは、2010年にスーペルエッタン（スウェーデン2部リーグ）のエンゲルホルムFFでプロとしてのキャリアをスタートさせた。2011年シーズンには28試合に出場し、12ゴールを挙げる活躍を見せ、チームの3位躍進に大きく貢献。この活躍が認められ、2012年にはアルスヴェンスカン（スウェーデン1部リーグ）のカルマルFFへ移籍を果たした。

その後、ユールゴーデンIF、IFKノルシェーピンと、アルスヴェンスカンの強豪クラブを渡り歩き、経験を積んだ。2016年シーズンには、IFKノルシェーピンで30試合に出場し、14ゴールを記録。自身初となる1部リーグでの二桁ゴールを達成した。

2017年8月31日には、活躍の場をドイツへと移し、ツヴァイテリーガ（ドイツ2部リーグ）の1.FCカイザースラウテルンと3年契約を締結。加入初年度から2部リーグながら12ゴールを記録し、その得点能力の高さを証明した。

2019年6月には、1.FCウニオン・ベルリンへ移籍。2018-19シーズンには、再び2部リーグで12ゴールを挙げ、チームを初のブンデスリーガ（ドイツ1部リーグ）昇格へと導く原動力となった。自身初のトップリーグ挑戦となった2019-20シーズンも、前線で献身的なプレーを見せ、2020年2月にはウニオン・ベルリンとの契約延長に合意。同シーズンは33試合に出場し、12得点を記録。ドイツ移籍後3年連続となる二桁ゴールを達成し、チームのブンデスリーガ残留に大きく貢献した。この活躍により、2019-20シーズン終了後には、シャルケ04、ニューカッスル・ユナイテッドFC、リーズ・ユナイテッドFCといった名門クラブが、アンデションの獲得に興味を示していると報じられた。

2020年9月15日、1.FCケルンと2023年までの契約を締結。

2024年1月、1.FCニュルンベルクに加入。

代表経歴

アンデションは、2017年1月に行われたコートジボワール代表との親善試合で、スウェーデン代表デビューを果たした。同年同月のスロバキア代表戦では2ゴールを決め、代表初ゴールを記録している。しかし、2018 FIFAワールドカップの代表メンバーには選出されなかった。

もう一度検索