セルソ・オルティス

セルソ・ファビアン・オルティス・ガマーラは、1989年1月26日、パラグアイのアスンシオンで生まれたプロサッカー選手です。現在はリーガMXの強豪、CFパチューカでMFとして活躍しています。

クラブキャリア

オルティスは、2007年にパラグアイの名門クラブ、セロ・ポルテーニョのトップチームに昇格し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。その才能はすぐにヨーロッパのクラブの目に留まり、2009年8月には、エールディヴィジで優勝したばかりのAZアルクマール（オランダ）への移籍を果たします。当初は出場機会を得るのに苦労しましたが、2013-14シーズン以降は、その才能を開花させ、AZアルクマールの主力選手として活躍しました。AZアルクマールでは、中盤のダイナモとして、チームの攻撃と守備を繋ぎ、その献身的なプレーでサポーターの信頼を勝ち得ました。

2016年6月、オルティスはAZアルクマールとの契約満了に伴い、メキシコのCFモンテレイに移籍しました。モンテレイでは、持ち前の戦術眼とボール奪取能力でチームに貢献。2019年にはCONCACAFチャンピオンズリーグで優勝し、FIFAクラブワールドカップ2019に出場しました。クラブワールドカップでは、準決勝で強豪リヴァプールFC（イングランド）に敗れたものの、3位決定戦で勝利し、見事3位入賞を果たしました。この大会での活躍は、世界中のサッカーファンの記憶に残るものとなりました。

代表キャリア

オルティスは、パラグアイ代表としても数々の国際試合に出場しています。2009年には、エジプトで開催された2009 FIFA U-20ワールドカップにU-20代表として出場。翌2010年9月4日には、日本代表との親善試合でフル代表デビューを果たしました。その後、コパ・アメリカ・センテナリオ（2016年）やコパ・アメリカ2019など、南米の主要な大会にも出場し、パラグアイ代表の中盤を支える重要な選手として活躍しました。

セルソ・オルティスは、その豊富な運動量と戦術理解度、そして献身的なプレースタイルで、所属するクラブと代表チームの両方で欠かせない存在となっています。今後の更なる活躍が期待される、注目のサッカー選手です。

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