セルソ・ボルヘス

セルソ・ボルヘス・モーラ：コスタリカを代表するMF

セルソ・ボルヘス・モーラ（Celso Borges Mora）は、1988年5月27日生まれのコスタリカ出身のプロサッカー選手です。現在はLDアラフエレンセに所属し、MFとして活躍しています。彼はコスタリカ代表として最多出場記録を保持する、まさに同国サッカー界の象徴的な存在です。

プロとしてのキャリア

名将アレシャンドレ・ギラマエスの息子として生まれたセルソ・ボルヘスは、2006年にデポルティーボ・サプリサでプロデビューを果たしました。サプリサではリーグ優勝など数々のタイトルを獲得し、その才能を開花させます。

2009年1月には、ノルウェー・エリテセリエンのフレドリクスタFKに移籍。ここでも主力として活躍し、チームを牽引しました。その後、2012年1月にはスウェーデン・アルスヴェンスカンのAIKソルナに移籍し、2014年シーズンまで中心選手としてプレーしました。

2015年1月14日、セルソ・ボルヘスはリーガ・エスパニョーラのデポルティーボ・ラ・コルーニャにローン移籍で加入します。当時、チームは1部残留争いの厳しい状況にありましたが、彼は加入後すぐにチームにフィットし、17試合で3ゴールを記録。見事1部残留に貢献しました。続く2015-16、2016-17シーズンも1部残留に大きく貢献し、その実力を証明しました。

コスタリカ代表としての活躍

セルソ・ボルヘスは、2005年にU-17コスタリカ代表に選出され、2008年にはフル代表デビューを果たしました。以来、CONCACAFゴールドカップやコパ・アメリカ・センテナリオなど、数々の主要大会に出場しています。2014 FIFAワールドカップでは、決勝トーナメント1回戦のギリシャ代表戦でPKを成功させ、コスタリカ代表を初のベスト8に導くという偉業を達成しました。

2022年11月4日には、カタールW杯に向けた代表メンバーにも選出され、その経験と実力でチームを支えました。

父アレシャンドレ・ギラマエス

セルソ・ボルヘスの父であるアレシャンドレ・ギラマエスは、ブラジル出身でありながらコスタリカ代表として活躍した名選手・名監督です。1990 FIFAワールドカップでは、コスタリカ代表を初のW杯出場に導き、ベスト16に進出。監督としても2002年、2006年大会に出場するなど、コスタリカサッカー界に多大な貢献をしました。

代表での記録

国際Aマッチ：163試合27得点（2008年-）

主な出場大会

2014 FIFAワールドカップ
2018 FIFAワールドカップ
2022 FIFAワールドカップ

セルソ・ボルヘスは、その卓越した技術と豊富な経験で、これからもコスタリカサッカー界を牽引していくことが期待されます。

もう一度検索