セント・ジョン教区 (グレナダ)

セント・ジョン教区は、カリブ海の島国グレナダの行政区画の一つで、グレナダ島の西部に位置しています。教区の首府はグヤヴェです。

歴史

1649年にフランス人がこの地を訪れた際、グアバが豊富に実っていたことから「ランス・ゴヤーヴ（L'Anse Goyave）」、つまり「グアバの入り江」と名付けられました。その後、1763年にイギリス領となると同時に、現在のセント・ジョン教区へと改称されました。

地理

セント・ジョン教区の面積は約35平方キロメートルです。

人口

2017年の推計人口は約9千人です。

経済

セント・ジョン教区は、漁業と香辛料産業が主な産業です。国内最大級のナツメグ工場があり、また、古い香辛料プランテーションであるDougladston Estateも存在します。しかし、観光業は他の地域に比べて盛んではなく、ゲストハウスの数も限られています。セント・ジョン教区は、手つかずの自然と静かな環境を求める旅行者にとって魅力的な場所と言えるでしょう。

主要都市

グランド・ロイ（Grand Roy）
グヤヴェ（Gouyave）

セント・ジョン教区は、グレナダの歴史と文化、そして自然に触れることができる地域です。

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