セーラーウォーズ

セーラーウォーズ：美少女戦士たちの戦い

概要

『セーラーウォーズ』は、1993年に日本物産によって開発されたアーケードの脱衣麻雀ゲームで、番外編として位置付けられています。このゲームは、同社の1990年に発売された『トリプルウォーズ』の続編にあたります。宣伝ポスターには「姫君守る守護神が天にかわっておしおきョン♡」というキャッチコピーが添えられており、ユーモラスな雰囲気が漂っています。

ストーリー

物語の主人公は、煩悩神グリ王。彼は地上の支配に満足せず、美女が住むとされる「幻の天空城」を制圧するため、天空城の守護神「麻天使」との壮絶な戦闘を始めます。この戦いは、多彩なキャラクターたちとの対戦を含んでおり、プレイヤーは彼らを打ち倒すことで進行していきます。

ゲームシステム

『セーラーウォーズ』では、アーケード版が共通して採用する独特のルールがあります。基本的なゲームシステムは、二人打ちを基本とし、いくつかの特殊な機能を組み込んでいます。対戦相手の持ち点、すなわち「セーラーエナジー」を0点以下にすることで勝利をつかむことができる仕組みです。また、同一の対戦相手から3回上がると、勝利した扱いとなります。

イカサマ技

特筆すべきは、煩悩パワーというゲージが存在し、このパワーによってイカサマ技を使用するアイテムを得ることができる点です。プレイヤーは、このパワーを駆使して有利に戦闘に挑むことが求められます。手牌を捨てたり、また特定の技を使用することで、戦局を逆転させることが可能です。

脱衣シーン

今回のゲームの要素には、脱衣シーンも含まれています。対局で一回上がるごとに対戦相手の服が一枚脱げる演出があり、これがゲームの一部ロマンを助けています。なお、特別な設定も設けられており、脱衣シーンの露出を控えめにする「お子様設定」も可能です。

登場キャラクター

キャラクターたちは、アニメ『美少女戦士セーラームーン』にインスパイアされたデザインや名前が見られ、多くのファンから愛されています。以下は主要なキャラクターとその特徴です。

• - イーストエンジェル（東門の守護神）：紫色のセーラー服を身にまとったキャラクターで、ファイヤーボムという必殺技を有する。
• - サウスエンジェル（南門の守護神）：水色のセーラー服で、ムーススプレーという特技を持つ。
• - ウエストエンジェル（西門の守護神）：赤橙色のセーラー服と共に、シャインスパークを使用。
• - ノースエンジェル（北門の守護神）：ピンクのセーラー服を着用しエレクトボルトを操る。
• - キャッスルエンジェル（城門の守護神）：金髪を持ち、ゴールドビームで攻撃。
• - プリンセスアルテナル（天空城の城主）：最終ボスで、役満の下地を整える特殊な能力を併せ持つ。

スタッフと関連項目

本作の原案・企画はトリプル・荻原が担当し、プログラムはうっち〜!及びTOMが手掛けています。キャラクターデザインは、かわらじま晃が行い、ゲーム音楽は吉田健志が担当しました。 ゲームのパロディ的要素は、他の日本物産の作品にも見られます。

『セーラーウォーズ』は、その刺激的なゲームプレイや独特の世界観で、プレイヤーに楽しい体験を提供します。アーケードでのプレイの面白さだけでなく、キャラクターたちが織りなす物語を存分に楽しむことができる作品です。

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