ソン・ハユン

ソン・ハユン：多才な演技で魅せる韓国女優

ソン・ハユンは、韓国で活躍する実力派女優です。1986年12月2日生まれ。高校時代から雑誌やCMモデルとして活動を始め、2004年、KBSドラマ『サンドゥ、学校へ行こう!』で女優デビューを果たしました。当初はキム・ビョルという芸名で活動していましたが、2012年に現在の芸名に改名しています。

デビュー当初はティーンエイジャー役を多く演じていましたが、着実に演技経験を重ね、幅広い役柄に挑戦。2005年にはMBCドラマ『テルン選手村』で天才体操少女を演じ、注目を集めました。その後も、チャン・グンソク主演の映画『赤ちゃんと僕』（2008年）でヒロイン役を演じるなど、着実にキャリアを積んでいます。

特に2009年、主演を務めた映画『お葬式のメンバー』は、第13回釜山国際映画祭で高い評価を受け、ニュー・カレンツ部門で審査員特別賞とアジア映画振興機構賞を受賞、さらに第59回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に招待されるなど、高い評価を得ました。これらの作品は、ソン・ハユンの演技力の高さを示す重要な作品となっています。

2013年にはJYPエンターテインメントと専属契約を結び、さらに活動の幅を広げました。そして、2017年には、大ヒットドラマ『サム、マイウェイ～恋の一発逆転!～』に出演。主人公カップルの幼馴染であるヘリ役を見事に演じきり、第10回コリア・ドラマ・アワードで優秀女優賞を受賞するなど、その演技力が広く認められることとなります。

その後も、数々のドラマや映画に出演し続けています。2019年にはキングコング by STARSHIPに移籍。近年では、『どうかその男と会わないで』（2020-2021年）や『私の夫と結婚して』（2024年）など話題作への出演も果たしています。

ソン・ハユンは、その端正な顔立ちと、年齢を重ねるごとに深みを増す演技力で、多くの視聴者から支持を集めています。モデル経験から培われた表現力と、長年の演技活動を通して磨かれた表現力は、彼女独自の個性となっています。

彼女の出演作品を振り返ってみると、青春ドラマからシリアスな人間ドラマまで、幅広いジャンルをこなす彼女の演技力の高さが分かります。デビューから現在まで、様々な役柄を演じ分け、常に進化を続けるソン・ハユンは、今後ますます注目される女優と言えるでしょう。

主な出演作品

ドラマ
サンドゥ、学校へ行こう!（2003年、KBS2）
テルン選手村（2005年、MBC）
必殺! 最強チル（2008年、KBS2）
ファントム（2012年、SBS）
リセット（2014年、OCN）
スウェーデンランドリー（2014年、MBC）
ドリームナイト（2015年、ウェブドラマ）
それでも青い日に（2015年、KBS2）
いとしのクム・サウォル（2015-2016年、MBC）
君のそばに～Touching You～（2016年、WEB）
復讐のカルテット（2017年、SBS）
サム、マイウェイ～恋の一発逆転!～（2017年、KBS2）
恋の記憶は24時間（2018年、Dramax）
どうかその男と会わないで（2020-2021年、MBC every1）
私の夫と結婚して（2024年、tvN）

映画
ダンサーの純情（2005年）
多細胞少女（2006年）
赤ちゃん（2008年）
お葬式のメンバー（2009年）
飛翔（2009年）
火車 HELPLESS（2012年）
私は公務員だ（2012年）
提報者 ES細胞捏造事件（2014年）
完璧な他人（2019年）

バラエティ
* 草をかじる音～秋編～（2018年、tvN）

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