タイミー

タイミー（Timee, Inc.）

株式会社タイミーは、東京都港区に本社を置く日本の企業です。スキマバイトサービス「タイミー」を中心に、多様な働き方を支援するサービスを提供しています。

概要

タイミーは、当時大学生だった小川嶺氏が開発したスマートフォンアプリから始まりました。面接や登録会なしで、働きたい時にすぐ働ける手軽さが特徴です。特に飲食店の求人が多く、勤務後すぐに賃金が振り込まれる点が、多くのユーザーに支持されています。

沿革

2018年8月2日: スキマバイトアプリ「タイミー」iOS版配信開始
2018年8月10日: 藤田ファンドなどから3億円の資金調達
2019年4月23日: 「タイミートラベル」の前身「ただ旅」ベータ版提供開始
2019年6月11日: セブン銀行と提携し、リアルタイム振込サービス開始
2019年9月2日: 「タイミー」Android版提供開始
2019年10月3日: 「タイミートラベル」アプリ版正式リリース
2019年10月31日: シリーズBラウンドで20億円を資金調達
2019年11月25日: 橋本環奈さんを起用したTVCM放映開始
2020年4月9日: QRコードによる雇用契約締結・出退勤管理の特許取得
2020年5月19日: デリバリーサービス「タイミーデリバリー」提供開始（現在は終了）
2020年7月13日: 本社オフィスを池袋に移転
2020年9月14日: シリーズCラウンドで13.4億円を資金調達
2021年2月1日: 「ギグワーク研究所」設立
2021年7月15日: オウンドメディア「ギグラボ」リリース
2021年8月25日: 「タイミートラベル」アプリ版終了、WEB版提供開始
2021年9月15日: シリーズDラウンドで53億円を資金調達
2021年11月30日: 「ギグワーク研究所」が「スポットワーク研究所」に名称変更
2022年8月10日: タイミーの累計ワーカー数が300万人を突破
2022年11月16日: 183億円の資金調達を実施
2022年12月1日: 群馬県と業務提携
2023年1月11日: タイミーの累計ワーカー数が400万人を突破
2023年1月31日: JリーグクラブFC東京とスポンサー契約
2023年3月7日: 岐阜県下呂市と業務提携
2023年3月16日: 本社オフィスを汐留に移転
2023年5月22日: 新コンセプトの居酒屋開店
2023年6月28日: タイミーの累計ワーカー数が500万人を突破
2023年8月9日: 山形県と業務提携
2023年9月25日: 130億円の資金調達を実施
2023年10月3日: マシンガンズのレギュラーラジオ開始
2023年10月23日: タイミーの累計ワーカー数が600万人を突破
2023年12月14日: 「バッジ機能」を追加
2024年2月8日: 「働きがいのある会社」ランキングで12位にランクイン
2024年2月21日: 物流大手4社が資本参画
2024年2月22日: 新規事業「タイミーキャリアプラス」開始、累計ワーカー数700万人突破
2024年3月28日: 小樽市と連携協定
2024年4月23日: 「アルムナイ機能」実装
2024年7月26日: 東京証券取引所グロース市場に上場

サービス

スキマバイトサービス「タイミー」: 面接不要で、働きたい時に働けるアルバイトアプリ。勤務後すぐに報酬を受け取れます。2024年2月時点で累計登録者は約700万人、利用企業は9万8千社にのぼります。
タイミートラベル: 地方での「働く」体験を通じて、第二の故郷を見つけることができるサービスです。
タイミーキャリアプラス: ワーカーが挑戦したい仕事に就けるよう支援するサービス。勤務実績やスキルを可視化し、正社員求人を紹介します。

トラブル

愛知県知事リコール署名偽造事件: リコール運動における署名偽造に関与したアルバイト募集に、タイミーが利用されたとの指摘がありました。
闇バイト疑惑のある求人情報: 深夜の猫探し求人など、不審な求人情報が掲載されたことに対し、審査体制への批判が上がりました。その後、タイミーは求人内容の確認強化などの対策を発表しています。


タイミーは、時間と場所にとらわれない、新しい働き方を提案する企業として、今後も多様なサービスを展開していくことが期待されます。

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