タイラー・ウェイド

タイラー・ディーン・ウェイド

タイラー・ディーン・ウェイド（Tyler Dean Wade）は、1994年11月23日にアメリカ合衆国カリフォルニア州マリエータで生まれたプロ野球選手です。現在、彼はサンディエゴ・パドレスに所属しており、右投げ左打ちのユーティリティープレイヤーとして多様なポジションをこなすことができます。

経歴

プロ入りとヤンキース時代

ウェイドは2013年のMLBドラフトでニューヨーク・ヤンキースから4巡目（全体134位）で指名され、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。契約後、ルーキーリーグのガルフ・コーストリーグ・ヤンキースでデビューし、その後、A-級スタテンアイランド・ヤンキースでのプレーを経て、プロ初年度で50試合出場、打率.291、13打点、11盗塁を記録しました。

その後、彼はA級チャールストン・リバードッグスに移り、129試合で打率.272、1本塁打、51打点、22盗塁をマークしました。2015年にはA+級タンパ・ヤンキースとAA級トレントン・サンダーで活動し、に127試合出場して打率.262、33盗塁を達成。さらに、2016年もトレントンで133試合に出場し、打率.259、27盗塁と数字を残しました。

2017年にはAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースで過ごし、6月27日にメジャー契約を果たし、シカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビューを果たします。この年、メジャーリーグでは30試合に登場し、打率.155という成績でした。その後、2018年の開幕戦では背番号を39から12に変更し、初試合で打席に立ちましたが、目立った活躍とはならず、年間36試合で打率.167と苦戦しました。

エンゼルス時代

2021年11月22日、ウェイドはロサンゼルス・エンゼルスにトレードされます。2022年には主に二塁手としてアクティブ・ロースター入りし、シーズン中は複数のポジションで起用されました。しかし、打撃面での不振が続き、7月3日にDFAとなり、8日にマイナー契約となりました。

ヤンキース傘下時代

2022年7月14日に古巣ヤンキースに復帰しますが、その後オフにはフリーエージェントとなりました。

アスレチックス時代

2022年10月にはオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結び、シーズン開始後にアクティブ・ロースター入りします。しかし、13打数で1安打という成績で再びDFAとなり、その後AAA級ラスベガスに戻されます。6月には負傷者補充として再度メジャー契約を結びましたが、オフにはフリーエージェントとなります。

パドレス時代

そして2023年11月3日、ウェイドはサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、2024年シーズンから正式にメジャー契約に進展し、開幕ロースター入りを果たしました。また、開幕前には韓国の少年野球選手への教室にも参加するなど、地域への貢献にも力を入れています。

人物

ウェイドは子供の頃からヤンキースのファンであり、11歳の時に初めてヤンキー・スタジアムを訪れた経験が彼のキャリアに影響を与えています。彼の成長とこれからの活躍が期待される選手です。

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