タイロン・グリーン

タイロン・グリーン（Tyronne Green, 1986年4月27日 - ）は、フロリダ州ペンサコーラ出身の元アメリカンフットボール選手で、ポジションはガードでした。

大学時代

オーバーン大学に進学後、2005年にディフェンシブタックルからガードにコンバートされ、4試合に出場しました。翌2006年には、控えガードとして全13試合に出場し、着実に経験を積みました。2007年には、左ガードとして全試合に先発出場を果たし、その才能を開花させました。特に10月8日のヴァンダービルト大学戦での活躍は目覚ましく、サウスイースタン・カンファレンスの週間最優秀オフェンスラインマンに選ばれるなど、高い評価を得ました。

NFL

2009年のNFLドラフトでは、4巡でサンディエゴ・チャージャーズに指名され、プロの道へ進みました。ルーキーイヤーは3試合に出場し、66スナップをプレーしました。2010年11月28日のインディアナポリス・コルツ戦で初めて先発出場を果たし、この年はガードとして7試合に先発、計12試合に出場しました。2011年には13試合に出場し、先発左ガードのクリス・ディールマンの負傷により、シーズン最後の10試合中8試合で先発を務めました。2012年は13試合に先発出場し、シーズン終了後にフリーエージェントとなりました。チャージャーズでは計28試合に先発出場しました。

2013年には、ニューイングランド・ペイトリオッツと契約を結びましたが、一度は解雇されました。その後、トレーニングキャンプ前に再度契約を結びましたが、10月25日に再び解雇されました。2014年5月27日には、ダラス・カウボーイズと契約しましたが、1ヶ月後に故障者リスト入りし、その後解雇されました。同年12月31日、カロライナ・パンサーズとフューチャー契約を結びました。2015年6月の練習中にアキレス腱を断裂し、手術を受けることとなり、シーズンを棒に振ることになりました。

グリーンは、オーバーン大学での活躍を経てNFL入りし、主にサンディエゴ・チャージャーズでガードとして活躍しました。怪我に苦しむ時期もありましたが、その実力は高く評価されていました。

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