タマティ・ウィリアムズ

タマティ・ウィリアムズ（Tamaiti Williams）は、2000年8月10日生まれのニュージーランド出身のラグビーユニオン選手です。現在、スーパーラグビー・パシフィックの強豪チーム、クルセイダーズに所属し、プロップ（PR）として活躍しています。しかし、その卓越した身体能力からナンバーエイト（No8）もこなせるユーティリティ性も持ち合わせています。

プロフィール

ニュージーランドのファンガレイで生まれ育ちました。身長186cm、体重112kgという恵まれた体格を活かし、スクラムやボールキャリーでそのパワーを遺憾なく発揮します。また、ラグビー一家に育ち、叔父のエリック・ラッシュは元ラグビー選手（元ニュージーランド代表）、いとこのブラッディ・ラッシュもラグビー選手（7人制ニュージーランド代表）という環境で、幼少期からラグビーに親しんできました。

代表歴

タマティ・ウィリアムズは、将来を嘱望される選手として、U20ニュージーランド代表に選出された経験を持っています。また、マオリ・オールブラックスにも選ばれるなど、着実にステップアップしてきました。そして、2024年2月現在で7キャップを誇るニュージーランド代表としても活躍しており、ラグビーワールドカップ2023では代表メンバーにも選出され、そのポテンシャルを世界に示しました。

クラブキャリア

カンタベリー、ハリケーンズを経て、2021年にクルセイダーズに加入しました。クルセイダーズでは、その実力をいかんなく発揮し、チームの勝利に大きく貢献しています。彼の加入は、チームのフォワード陣に厚みをもたらし、競争力を高める要因となりました。

プレースタイル

タマティ・ウィリアムズは、恵まれた体格とパワーを活かしたプレーが持ち味です。スクラムでは、強靭なフィジカルで相手を圧倒し、ボールキャリーでは、その突破力でチャンスを作り出します。また、運動能力も高く、フィールドを縦横無尽に走り回る姿は観客を魅了します。プロップとしての役割を忠実に果たす一方で、ナンバーエイトとしてもプレーできる柔軟性も持ち合わせていることから、チームにとって貴重な存在と言えるでしょう。

今後の展望

若くしてニュージーランド代表に選ばれるなど、その将来が非常に期待されているタマティ・ウィリアムズ。今後もスーパーラグビー・パシフィックで活躍を続け、ニュージーランド代表の中心選手としての活躍が期待されています。彼の成長は、ニュージーランドラグビー界の未来を明るく照らすことになるでしょう。

出典

Crusaders Rugby: Tamaiti Williams | Crusaders Rugby
allblacks: allblacks Tamaiti Williams
[Instagram]]: [タマティ・ウィリアムズ (@tamaiti_williams) - Instagram
Ultimate Rugby: Ultimate Tamaiti Williams

関連項目

U-20ラグビーニュージーランド代表
マオリ・オールブラックス
ラグビーニュージーランド代表
クルセイダーズ

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