タマリ・ミヤシロ

タマリ・ミヤシロのプロフィール

タマリ・ミヤシロ（Tamari Miyashiro）は1987年7月8日、アメリカ合衆国ホノルルにて、沖縄系アメリカ人として生まれました。出身校はオアフ島のカラニ高校で、ここでバレーボールの基礎を築きました。その後、彼女はワシントン州立大学シアトル校に進学し、大学ではセッターとしての経験を積むことになります。

プロ選手としてのキャリア

2010年にはオーストリアのクラブチームSVS Post Schwechatへの移籍を果たし、同年にアメリカ代表に初選出されました。その後、2011年にはワールドグランプリで金メダルを獲得。同年11月に行われたワールドカップでも銀メダルを手に入れるなど、急速に国際舞台での地位を確立していきました。

2012年には、ワールドグランプリのファイナルで大会の3連覇に貢献し、同年7月にロンドンオリンピックの代表メンバーに選ばれました。このオリンピックではレシーバーとして出場し、見事に銀メダルを獲得しました。タマリは、プレーヤーとしての技術だけでなく、チームプレイにも優れた能力を示しました。

引退とコーチ業

2016年に現役を引退したタマリは、2017年からアメリカ女子代表のコーチに就任しています。彼女は若手選手の育成に力を注ぎ、これまでの経験を基にチームを指導しています。また、2020年から2021年にはアスリーツ・アンリミテッドで活動し、2024年にはリーグ・ワン・バレーボールの監督に就任することが発表されています。

主な実績

タマリ・ミヤシロの選手としての主な実績には、以下が挙げられます。

• - オリンピック：2012年（2位、銀メダル）
• - ワールドカップ：2011年（2位、銀メダル）
• - ワールドグランプリ：2011年、2012年（優勝）、2013年（6位）
• - グラチャン：2013年（2位）

所属チーム

タマリは、選手として以下のチームに所属していました。

• - USA National Team（2009-2010年）
• - SVS Post Schwechat（2010-2011年）
• - BKS Stal Bielsko-Biała（2011-2012年）
• - ロコモティフ・バクー（2012-2013年）
• - Rote Raben Vilsbiburg（2013-2014年）
• - アリアンツ MTV シュトゥットガルト（2014-2016年）

指導者としては、2016年から2017年にかけてアリゾナ州立大学、その後アリアンツ MTV シュトゥットガルト（2017-2019年）、アメリカ合衆国女子代表（2017-2024年）と多岐に渡り活躍しています。

まとめ

タマリ・ミヤシロは、プレーヤーとしての素晴らしいキャリアを持ち合わせ、それを活かして指導者として球界に貢献し続けています。彼女のこれからの活躍に期待が寄せられています。彼女のバレーボールへの情熱は、次世代の選手たちにも大きな影響を与えることでしょう。

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