ターニャ・サヴィッチ

ターニャ・サヴィッチ（Тања Савић / Tanja Savić）は、1985年3月20日にユーゴスラビア社会主義連邦共和国（現セルビア）のスメデレヴォ市ラディナツで生まれた、セルビア人のターボ・フォーク歌手です。

彼女は2004年に、グランド・プロダクションが主催する音楽コンテスト番組「ズヴェズデ・グランダ（Zvezde Granda）」に出場し、6位入賞を果たしました。このコンテストへの参加がきっかけとなり、ターニャは一躍人気歌手の仲間入りを果たし、グランド・プロダクションとの契約を結ぶことになりました。

翌2005年には、初のアルバム『Tako mlada』をリリースしました。このアルバムは、セルビア国内だけでなく、マケドニア共和国やボスニア・ヘルツェゴビナといったバルカン半島諸国でも広く受け入れられ、彼女の人気を不動のものとしました。

ターニャ・サヴィッチを語る上で、ロマとの関係に関する噂は避けて通れません。彼女と同姓の女性が「ミス・ロマ」で優勝したことがきっかけで、その女性がターニャの姉妹ではないか、ひいてはターニャ自身もロマの血を引いているのではないかという憶測が流れました。しかし、ターニャ本人はこの女性との血縁関係を明確に否定し、自身がロマではないことを公言しています。

これまでに、以下のアルバムをリリースしています。

Tako mlada（2005年）
Zlatnik（2008年）
* Sestre po suzama（2009年）

ターニャ・サヴィッチは、その歌唱力と美貌で多くのファンを魅了し、セルビアを代表する歌手の一人として、今後ますますの活躍が期待されています。

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