ダイアリー・オブ・ア・マッドマン
『ダイアリー・オブ・ア・マッドマン』（Diary of a Madman）は、オジー・オズボーンが1981年に発表した2作目のスタジオ・アルバムです。
本作は、ギタリストのランディ・ローズが参加したスタジオ・アルバムとしては、最後の作品となりました。発表後には、バンドメンバーの交代劇や、リマスター盤での音源差し替えなど、様々な話題を呼びました。
レコーディング終了後、ベーシストのボブ・デイズリーとドラマーのリー・カースレイクがバンドを脱退しました。アルバムのインナー・スリーヴに掲載されたグループ・ショットには、後任として加入したルディ・サーゾとトミー・アルドリッジの写真が使用されていますが、実際には彼らは本作のレコーディングには参加していません。脱退したデイズリーとカースレイクは、その後、カースレイクが以前在籍していたユーライア・ヒープに共に加入しました。
本作からシングルカットされた「フライング・ハイ・アゲイン」は、ビルボード誌のメインストリーム・ロック・チャートで2位を獲得しました。また、「オーヴァー・ザ・マウンテン」は同チャートで38位、「ユー・キャント・キル・ロックン・ロール」は41位に達しました。
1982年3月19日、ツアー中にランディ・ローズが飛行機事故で急逝したため、本作はローズ在籍時としては最後のスタジオ・アルバムとなりました。
2002年に発売されたリマスター盤には、ボーナス・トラックとして前作収録曲「アイ・ドント・ノウ」のライヴ・ヴァージョンが追加収録されました。しかし、ベースとドラムスのパートは、当時オズボーンのバンドに在籍していたロバート・トゥルージロとマイク・ボーディンの演奏に差し替えられました。2011年発売の「レガシー・エディション」では、オリジナル通りデイズリーとカースレイクの演奏に戻されました。また、2011年発売の「ライヴ・エディション」には、未発表ライヴ音源を収録したボーナス・ディスクが付属しており、このライヴ音源にはサーゾとアルドリッジが参加しています。
特記なき楽曲は、オジー・オズボーン、ランディ・ローズ、ボブ・デイズリー、リー・カースレイクの共作です。
1. オーヴァー・ザ・マウンテン - Over the Mountain
2. フライング・ハイ・アゲイン - Flying High Again
3. ユー・キャント・キル・ロックン・ロール - You Can't Kill Rock and Roll (Ozzy Osbourne, Randy Rhoads, Bob Daisley)
4. ビリーヴァー - Believer (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
5. リトル・ドールズ - Little Dolls
6. トゥナイト - Tonight
7. S.A.T.O - S.A.T.O
8. ダイアリー・オブ・ア・マッドマン - Diary of a Madman
1. アイ・ドント・ノウ（ライヴ） - I Don't Know (Live) (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
1. アイ・ドント・ノウ - I Don't Know (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
2. クレイジー・トレイン - Crazy Train (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
3. ビリーヴァー - Believer (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
4. ミスター・クロウリー＜死の番人＞ - Mr. Crowley (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
5. フライング・ハイ・アゲイン - Flying High Again
6. レヴェレイション（マザー・アース）＜天の黙示＞ - Revelation (Mother Earth) (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
7. スティール・アウェイ（ザ・ナイト） - Steal Away (The Night) (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
8. スーサイド・ソリューション＜自殺志願＞ - Suicide Solution (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
9. アイアン・マン - Iron Man (O. Osbourne, Tony Iommi, Geezer Butler, Bill Ward)
10. チルドレン・オブ・ザ・グレイヴ - Children of the Grave (O. Osbourne, T. Iommi, G. Butler, B. Ward)
11. パラノイド - Paranoid (O. Osbourne, T. Iommi, G. Butler, B. Ward)
オジー・オズボーン - ボーカル
ランディ・ローズ - ギター
ボブ・デイズリー - ベース
リー・カースレイク - ドラムス
ルイス・クラーク - ストリングス・アレンジ(on 8.)
ロバート・トゥルージロ - ベース
マイク・ボーディン - ドラムス
ルディ・サーゾ - ベース
* トミー・アルドリッジ - ドラムス
本作は、ギタリストのランディ・ローズが参加したスタジオ・アルバムとしては、最後の作品となりました。発表後には、バンドメンバーの交代劇や、リマスター盤での音源差し替えなど、様々な話題を呼びました。
解説
レコーディング終了後、ベーシストのボブ・デイズリーとドラマーのリー・カースレイクがバンドを脱退しました。アルバムのインナー・スリーヴに掲載されたグループ・ショットには、後任として加入したルディ・サーゾとトミー・アルドリッジの写真が使用されていますが、実際には彼らは本作のレコーディングには参加していません。脱退したデイズリーとカースレイクは、その後、カースレイクが以前在籍していたユーライア・ヒープに共に加入しました。
本作からシングルカットされた「フライング・ハイ・アゲイン」は、ビルボード誌のメインストリーム・ロック・チャートで2位を獲得しました。また、「オーヴァー・ザ・マウンテン」は同チャートで38位、「ユー・キャント・キル・ロックン・ロール」は41位に達しました。
1982年3月19日、ツアー中にランディ・ローズが飛行機事故で急逝したため、本作はローズ在籍時としては最後のスタジオ・アルバムとなりました。
2002年に発売されたリマスター盤には、ボーナス・トラックとして前作収録曲「アイ・ドント・ノウ」のライヴ・ヴァージョンが追加収録されました。しかし、ベースとドラムスのパートは、当時オズボーンのバンドに在籍していたロバート・トゥルージロとマイク・ボーディンの演奏に差し替えられました。2011年発売の「レガシー・エディション」では、オリジナル通りデイズリーとカースレイクの演奏に戻されました。また、2011年発売の「ライヴ・エディション」には、未発表ライヴ音源を収録したボーナス・ディスクが付属しており、このライヴ音源にはサーゾとアルドリッジが参加しています。
収録曲
特記なき楽曲は、オジー・オズボーン、ランディ・ローズ、ボブ・デイズリー、リー・カースレイクの共作です。
1. オーヴァー・ザ・マウンテン - Over the Mountain
2. フライング・ハイ・アゲイン - Flying High Again
3. ユー・キャント・キル・ロックン・ロール - You Can't Kill Rock and Roll (Ozzy Osbourne, Randy Rhoads, Bob Daisley)
4. ビリーヴァー - Believer (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
5. リトル・ドールズ - Little Dolls
6. トゥナイト - Tonight
7. S.A.T.O - S.A.T.O
8. ダイアリー・オブ・ア・マッドマン - Diary of a Madman
2002年リマスター盤ボーナス・トラック
1. アイ・ドント・ノウ（ライヴ） - I Don't Know (Live) (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
2011年ライヴ・エディション盤ボーナス・ディスク
1. アイ・ドント・ノウ - I Don't Know (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
2. クレイジー・トレイン - Crazy Train (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
3. ビリーヴァー - Believer (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
4. ミスター・クロウリー＜死の番人＞ - Mr. Crowley (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
5. フライング・ハイ・アゲイン - Flying High Again
6. レヴェレイション（マザー・アース）＜天の黙示＞ - Revelation (Mother Earth) (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
7. スティール・アウェイ（ザ・ナイト） - Steal Away (The Night) (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
8. スーサイド・ソリューション＜自殺志願＞ - Suicide Solution (O. Osbourne, R. Rhoads, B. Daisley)
9. アイアン・マン - Iron Man (O. Osbourne, Tony Iommi, Geezer Butler, Bill Ward)
10. チルドレン・オブ・ザ・グレイヴ - Children of the Grave (O. Osbourne, T. Iommi, G. Butler, B. Ward)
11. パラノイド - Paranoid (O. Osbourne, T. Iommi, G. Butler, B. Ward)
参加ミュージシャン
オジー・オズボーン - ボーカル
ランディ・ローズ - ギター
ボブ・デイズリー - ベース
リー・カースレイク - ドラムス
ルイス・クラーク - ストリングス・アレンジ(on 8.)
2002年リマスター盤
ロバート・トゥルージロ - ベース
マイク・ボーディン - ドラムス
2011年ライヴ・エディション盤ボーナス・ディスク
ルディ・サーゾ - ベース
* トミー・アルドリッジ - ドラムス
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