ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議

ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議（JEPA）

ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議（Japan Endocrine-disruptor Preventive Action、JEPA）は、ダイオキシンや環境ホルモンによる汚染から、人類を含む地球上のあらゆる生物の存続危機を回避し、次世代の子供たちの未来を守るために設立された団体です。1998年に、全国158名の女性弁護士が中心となり、科学者、医師、作家、法律家など、50名の学際的な専門家が発起人となって設立されました。2009年には特定非営利活動法人（NPO）として法人化されています。

団体の目的と活動

JEPAは、様々な立場の人々が協力し、知識や情報を共有しながら、適切な政策提言を行うことを重視しています。その活動を通じて、広く世論を喚起し、政府が有効な対策を実行することを目標としています。

主な活動内容:

政策提言とその推進:
ダイオキシンや環境ホルモンをはじめとする有害化学物質から人々の健康と環境を保護するために、予防原則に基づいた具体的な政策を提案しています。
情報交換:
有害化学物質に関する最新の情報や研究成果を共有し、問題解決のための議論を促進しています。
NGOとの協力推進:
他の環境保護団体や市民団体と連携し、共同でキャンペーンやロビー活動を展開しています。
調査研究:
有害化学物質の人体や環境への影響に関する調査研究を実施し、科学的な根拠に基づいた政策提言を支援しています。
相談活動:
有害化学物質に関する相談窓口を設け、一般市民からの相談に応じています。
シンポジウム・講演会・学習会の開催:
専門家を招いてシンポジウムや講演会を開催し、一般市民向けの学習会も実施しています。また、講師を派遣し、学校や地域社会での啓発活動を支援しています。
ニュースレターの発行:
有害化学物質に関する情報を定期的にニュースレターで配信し、会員や一般市民への情報提供を行っています。

主な提言

JEPAは、設立以来、以下の様な重要な政策提言を行ってきました。

ダイオキシン類緊急対策提言（第1次～第3次、1999-2000年）
「循環型社会基本法」（仮称）の立法提言（2000年）
「容器包装リサイクル法」の改正提言（2002年）
「子ども環境保健法」（仮称）の立法提言（2003年）
「アスベスト対策基本法」（仮称）の立法提言（2005年）
鉛のリスク削減に関する提言（2006年）
「化学物質政策基本法」（仮称）試案の提言（2008年）
ネオニコチノイド系農薬の使用中止等を求める緊急提言（2010年）

これらの提言は、日本の環境政策に大きな影響を与え、有害化学物質対策の推進に貢献しています。

関連情報

JEPAの活動に関心のある方は、以下の情報源もご参照ください。

ダイオキシン
環境ホルモン
ネオニコチノイド
公害
環境問題
環境保護団体
ダイオキシン・[環境]]ホルモン対策国民会議公式サイト: [ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議（外部リンク）

JEPAは、有害化学物質から人々と環境を守るために、これからも積極的に活動を続けていきます。

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