ダウン・トゥ・アース (オジー・オズボーンのアルバム)

オジー・オズボーンの8枚目のスタジオ・アルバム『ダウン・トゥ・アース』（Down to Earth）は、2001年にリリースされました。

このアルバムは、ロバート・トゥルージロ（ベース）とマイク・ボーディン（ドラムス）が初めて参加したスタジオ・アルバムとして知られています。ジョー・ホームズもソングライティングに貢献しましたが、ザック・ワイルドが正式にバンドに復帰したため、レコーディングには参加しませんでした。プロデューサーは当初トビー・ライトが予定されていましたが、最終的にティム・パーマーが担当することになりました。

『ダウン・トゥ・アース』は、前作『オズモシス』（1995年）と同様に、多くの外部ソングライターが参加しています。元ブラック・サバスのキーボーディストであるジェフ・ニコルズ、エアロスミスとの仕事で知られるマーティ・フレデリクセン、フォリナーの中心人物であるミック・ジョーンズ、元ジェリーフィッシュのアンディ・スターマーなどが楽曲制作に携わっています。多様な才能が結集したことで、アルバムに幅広い音楽性がもたらされました。

アルバムからシングルカットされた「ドリーマー/ゲッツ・ミー・スルー」は、2002年に全英シングルチャートで18位を獲得しました。オジー・オズボーンのシングルが全英トップ20にランクインしたのは、1986年の「ショット・イン・ザ・ダーク」以来、実に16年ぶりの快挙でした。

収録曲は以下の通りです。

1. ゲッツ・ミー・スルー - Gets Me Through
2. フェイシング・ヘル - Facing Hell
3. ドリーマー - Dreamer
4. ノー・イージー・ウェイ・アウト - No Easy Way Out
5. ザット・アイ・ネヴァー・ハド - That I Never Had
6. ユー・ノウ（パート1） - You Know...(Part 1)
7. ジャンキー - Junkie
8. ランニング・アウト・オブ・タイム - Running Out of Time
9. ブラック・イリュージョン - Black Illusion
10. アライヴ - Alive
11. キャン・ユー・ヒアー・ゼム? - Can You Hear Them?

インターナショナル盤には、ボーナストラックとして「ノー・プレイス・フォー・エンジェルス - No Place for Angels」が収録されています。

アルバムに参加したミュージシャンは以下の通りです。

オジー・オズボーン - ボーカル
ザック・ワイルド - ギター
ロバート・トゥルージロ - ベース
マイク・ボーディン - ドラムス

追加ミュージシャンとして、ティム・パーマーがリズムギター、アコースティック・[[ギター]]、キーボード、ミリタリー・ドラムス、バッキング・ボーカルを担当し、ダニー・セイバーが「アライヴ」でギターを演奏、Michael Railoがキーボードとストリングス・アレンジを手掛けています。

『ダウン・トゥ・アース』は、オジー・オズボーンの音楽キャリアにおける重要な作品の一つであり、彼の音楽的な多様性と才能を改めて示す作品と言えるでしょう。

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