ダグ・バシャム

ダグ・バシャムのプロレスキャリア

ダグ・バシャム（Lyle Douglas "Doug" Basham, Jr.）は、1971年5月12日にアメリカのケンタッキー州ルイビルで生まれたプロレスラーです。彼は188cmの高さと109kgの体重を活かし、数多くのリングでその存在感を誇示しました。バシャムは、1992年にプロレスデビューを果たし、約10年間OVW（Ohio Valley Wrestling）でキャリアを積んだ後、2003年に世界的に有名なWWE（World Wrestling Entertainment）に移籍します。

WWEでの活躍

WWEにおいて、バシャムはダニー・バシャムという弟とのコンビで知られることになりました。彼らはバシャム・ブラザーズというユニット名で、同時に他のストーリーラインにも関与しました。特に注目すべきは、彼が女王様のようなキャラクター（シャニークワ）に仕える奴隷役として登場したことです。このユニットは、2004年から2005年にかけて、JBL（ジョン・ブラッドショー・レイフィールド）率いるジェイビーエルズ・キャビネットのメンバーにもなりました。バシャムとダニーは、このキャビネットの一員として、リングでの存在感を高めましたが、彼らは2005年6月16日に一緒に離脱します。

その後もダグ・バシャムは様々なギミックを試み、2005年8月27日には新たなキャラクターでWWEの番組「ヴェロシティー」に登場しました。このように、バシャムはキャリアを通じてさまざまな変化を遂げてきました。

プライベートな面

プライベートでは、バシャムは元WWEのディーバであるゲイル・キムと2005年に婚約しました。彼のプライベートな生活も、その華やかなリング上のキャリアと同じように、人々の注目を集めました。

得意技

ダグ・バシャムはリング内での技術にも優れており、以下の得意技を持っています。

• - ラストインプレッション（ランニング・レッグラリアート）: 高速で相手に突進し、腿での打撃を仕掛けます。
• - ダイビング・ヘッド・バット: 高所から相手に向かって落下し、頭部での打撃を与える技術。
• - ハーフ・ボストンクラブ: 相手の片足を掴んでひねり、痛みを与えるサブミッション技。

獲得タイトル

ダグ・バシャムはプロレスリングのキャリアを通じて、いくつかの名誉あるタイトルを獲得してきました。

• - WWEタッグ王座（ダニー・バシャムとのタッグ）: 2回
• - OVW王座: 4回
• - 南部タッグチーム王座（ダニー・バシャム×1、フラッシュ・フラナガン×1）

ダグ・バシャムは、リング上での激しい戦いと共に、数々の記憶に残る瞬間をファンに届けてきました。彼のキャリアは今も多くのプロレスファンに語り継がれています。

もう一度検索