ダグ・マシス

ダグラス・アラン・マシス（Douglas Alan "Doug" Mathis、1983年6月7日 - ）は、アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックス出身の元プロ野球選手（投手）、野球指導者。右投右打。

プロ入り前

高校時代はアメリカンフットボールのクォーターバックとしてプレーしていましたが、怪我を機に野球に専念するようになりました。MLBドラフトで2度指名を受けるも、契約には至りませんでした。

プロ入り後

2005年のMLBドラフトでテキサス・レンジャーズから指名され、プロ入りを果たします。2008年にはメジャーデビューを果たしました。

その後、クリーブランド・インディアンス、サンフランシスコ・ジャイアンツ、オークランド・アスレチックスとマイナー契約を結びますが、いずれも短期間で自由契約となっています。

2011年には韓国プロ野球のサムスン・ライオンズに入団。ライアン・ガーコの代役として期待されましたが、同年限りで退団しました。

帰国後、ボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び、傘下のAAA級でプレー。しかし、再び自由契約となります。

2012年7月には千葉ロッテマリーンズに入団。同年8月11日のオリックス・バファローズ戦で初先発を果たしましたが、敗戦投手となりました。同年オフに球団から契約を結ばないことが発表されました。

2013年にはマイアミ・マーリンズとマイナー契約。AAA級でプレー後、ピッツバーグ・パイレーツへ金銭トレードで移籍。傘下のAAA級でプレーしましたが、同年オフにFAとなりました。

古巣のレンジャーズとマイナー契約を結びますが、再び自由契約に。その後、タンパベイ・レイズとマイナー契約を結びました。

2015年には台湾の統一セブンイレブン・ライオンズと契約。5勝を挙げましたが、シーズン途中に自由契約となりました。

引退後

2017年からは、シアトル・マリナーズ傘下のA級クリントン・ランバーキングスで投手コーチに就任。2019年にはトロント・ブルージェイズ傘下のAAA級バッファロー・バイソンズで投手コーチを務めました。

2020年シーズンには、古巣のテキサス・レンジャーズのブルペンコーチに就任。2022年シーズン限りで退任しています。

人物

趣味はゴルフで、ベストスコアは75。サッカー好きであり、プレミアリーグのリヴァプールFCのファンであることを公言しています。

プレースタイル

長身から投げ下ろす角度のある速球と、多彩な変化球を織り交ぜる投球が持ち味。制球力に課題を残すものの、 Potential を秘めた投手として期待されていました。

年度別投手成績

(省略)

記録

初登板・初先発：2012年8月11日、対オリックス・バファローズ16回戦（QVCマリンフィールド）、5回2/3を4失点で敗戦投手
初奪三振：同上、2回表に伊藤光から
初勝利・初先発勝利：2012年8月26日、対福岡ソフトバンクホークス20回戦（QVCマリンフィールド）、7回無失点

背番号

49（2008年 - 2009年途中）
52（2009年途中 - 2010年、2015年）
44（2011年）
36（2012年）
64（2020年）
* 71（2021年 - 2022年）

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