ダチョウ王国

ダチョウ王国の魅力

ダチョウ王国（ダチョウおうこく）は、茨城県石岡市に位置する観光牧場で、常南グリーンシステム株式会社が運営しています。施設は、かつて千葉県袖ケ浦市にあった「袖ケ浦ファーム」に由来し、2020年11月30日に閉園した後、現在の場所に移転して再開されました。この場所では、ダチョウを中心とした多種多様な動物たちと触れ合える貴重な体験ができるため、多くの観光客や家族連れに人気を集めています。

施設の特徴

ダチョウ王国は、動物と直接触れ合える体験型の施設であり、約200羽のダチョウが飼育されている日本最大のダチョウ飼育施設です。ここではダチョウやエミューをはじめ、アルパカやウサギ、羊など、様々な動物が飼育されており、訪れる人々に癒しと楽しみを提供しています。子供たちが遊ぶためのブランコや滑り台などの遊具も完備されており、家族での訪問にも最適な場所です。

ダチョウ王国では、飼育されたダチョウの肉や卵を使ったBBQも楽しめるほか、ダチョウの羽やオーストリッチバッグなどの販売も行っています。この体験により、単なる観光地ではなく、食文化とも触れ合える場となっています。

動物とのふれあい

ダチョウ王国では、ほとんどすべての動物がエサやりが可能であり、訪問者は動物たちの柵内にも入ることができるため、より近くでふれあうことができます。このような体験は、子どもたちにとって忘れられない思い出となるでしょう。さらに、東日本大震災以降は被災地への移動動物園も積極的に行っており、地域貢献にも力を入れています。

飼育されている動物たち

ダチョウ王国では、様々な動物が飼育されています。具体的には、ダチョウ、エミュー、アルパカ、アヒル、アイガモ、ニワトリ、シチメンチョウ、猫、ウサギ、羊、山羊、ロバ、ポニー、クジャク、カピバラ、フクロウ、コンゴウインコ、鷹、ヘビ、トカゲなど多岐にわたる動物たちがいます。入園料は、ファーム内にあるレストラン兼土産売り場での支払いが必要です。また、特定の動物との接触に追加料金が必要な場合もあります。

ゲルについて

施設の駐車場の横には、モンゴルの伝統的な住宅であるゲルがあります。このゲルは直径12メートル、高さ7メートルと国内でも最大級のサイズで、かつては王国セラピーとして知られる酵素風呂が設置されていた場所でもあります。現在はその機能は閉鎖されていますが、ゲル自体は残っており、その独特な形状から訪問者の関心を集めています。

営業時間とアクセス

ダチョウ王国の営業時間は、通常10:00から17:00まで、冬季は10:00から16:00までとなっています。観光牧場として、自然とのふれあいや動物との触れ合いを通じて、訪れる人々に楽しさと癒しを提供しています。ぜひ、茨城県を訪れた際には、ダチョウ王国に立ち寄り、動物たちとのふれあいと楽しい体験をしてみてはいかがでしょうか。

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