ダニエル・オルトン

ダニエル・オルトンは、1990年8月6日生まれのアメリカ合衆国出身のプロバスケットボール選手です。身長208cm、体重120kgの恵まれた体格を生かし、センターのポジションで活躍しました。

ケンタッキー大学で1年間プレーした後、2010年のNBAドラフトにおいてオーランド・マジックから1巡目29位で指名を受け、プロのキャリアをスタートさせました。大学時代は控え選手としての出場が主で、2009-10年シーズンには平均3.4点、3.3リバウンド、1.4ブロック、出場時間13.2分という記録を残しています。

NBAでは、2012年1月27日のニューオーリンズ・ホーネッツ戦でデビューを果たしました。同年4月15日のクリーブランド・キャバリアーズ戦では、キャリアハイとなる11得点を記録し、さらに5スティール、4リバウンド、3ブロックと攻守にわたる活躍を見せました。2011-12年シーズンは16試合に出場し、平均2.8点を記録しています。

マジック退団後は、オクラホマシティ・サンダー、フィラデルフィア・セブンティシクサーズなど複数のNBAチームを渡り歩きました。2013年11月23日のインディアナ・ペイサーズ戦では、10得点、10リバウンド、2ブロックを記録し、自身初のダブルダブルを達成しました。2013-14年シーズンは、レギュラーシーズンで計51試合に出場しています。

NBA以外にも、中国プロバスケットボールリーグ（CBA）の山西汾酒猛龍や四川金強藍鯨、フィリピンプロバスケットボールリーグのマグノリア・ホットショッツなど、海外リーグでもプレーしました。また、NBA Dリーグ（現Gリーグ）のグランド・ラピッズ・ドライブにも所属し、6試合で平均6.7点、5.8リバウンド、平均18.3分出場という成績を残しています。

2017年7月28日には、Bリーグのシーホース三河との契約が発表され、日本でのプレー経験も持っています。2017-18年シーズンは開幕から38試合すべてに出場し、444得点（1試合平均11.7得点）、258リバウンド（同6.8リバウンド）、79アシスト（同2.2アシスト）を記録しましたが、2018年2月20日にシーホース三河との契約を双方合意の上で解除し、退団しました。

オルトンは、その長身を生かしたディフェンスとリバウンド、そしてインサイドでの得点能力が持ち味の選手です。国内外の様々なリーグでプレーした経験を持ち、それぞれのチームで貢献しました。

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