ダニー・ガブリエル・カルバハル・ロドリゲスは、
1989年1月8日生まれ、
コスタリカのサン・ラモン出身の元
プロサッカー選手です。主にゴールキーパー(GK)として活躍し、
コスタリカ代表としても
国際Aマッチ4試合に出場しました。
クラブ経歴
カルバハルは、2017年6月にスペイン2部リーグの
アルバセテ・バロンピエへ移籍し、ヨーロッパでのキャリアをスタートさせました。その後、2018年には
J2リーグの
徳島ヴォルティスへ期限付き移籍し、日本でのプレーを開始。登録名は「カルバハル」でした。J2第2節の熊本戦でJリーグデビューを飾り、その後7試合連続で先発出場を果たしましたが、第9節の岐阜戦以降は出場機会が減少し、天皇杯1試合の出場にとどまりました。徳島への期限付き移籍は7月30日をもって短縮され、同年8月には同じく
J2リーグに所属する
水戸ホーリーホックへ完全移籍。しかし、水戸では出場機会を得られず、シーズン終了後に契約満了により退団しました。
2018年12月には、J2に昇格したFC琉球へ移籍。琉球では負傷時を除き先発に定着し、同年はリーグ戦30試合に出場するなど、チームの中心選手として活躍しました。2020年からは登録名を「ダニー・カルバハル」に変更しています。しかし、同年には新潟から
田口潤人が加入した影響もあり、リーグ戦の出場は28試合に留まりました。
2021年シーズンは、開幕戦で田口が先発に抜擢されたため、自身は控えスタートとなりました。さらに、3月には怪我で長期離脱を余儀なくされ、シーズンを通して公式戦の出場機会はありませんでした。2022年シーズンも第2GKとしてスタートしましたが、ナチョ・フェルナンデス監督の就任後は、田口に代わって出場する試合が増加しました。
代表経歴
カルバハルは
コスタリカ代表として、2017年に
国際Aマッチ4試合に出場しています。
プレースタイル
身長を生かしたハイボールへの対応や、安定したセービングが持ち味です。また、足元の技術も高く、積極的に攻撃に参加することもあります。Jリーグでは、その経験と実力でチームに貢献しました。
その他の情報
カルバハルは、Jリーグの3つのクラブ(
徳島ヴォルティス、
水戸ホーリーホック、FC琉球)に在籍した経験を持ちます。それぞれのクラブでの出場記録や貢献度は異なりましたが、日本のサッカー界に足跡を残した選手の一人と言えるでしょう。